【サンガを楽しむための】徳島ヴォルティス資料

サンガの試合をより楽しむため、対戦相手の徳島ヴォルティスを調べてみました。

 

【チーム状況】

昨年は4位でリーグ戦をフィニッシュし、J1参入POでは甲府、山形を退けて、J1湘南に挑むも1-1で引き分け、レギュレーションにより敗退し、今年もJ2を戦う。

今年こそJ1!と自動昇格をサンガと争うチーム

 

【監督】リカルド・ロドリゲス監督

2017年から指揮を執り、4季目を迎えるスペイン人監督、選手としては17歳の時に左膝前十字靭帯を断裂し、指導者の道を選んだ。大学ではスポーツ科学を専攻し、博士号も取得している知性をそなえた闘将。好きな(憧れの)監督はマンチェスター・シティーのグアルディオラ監督。

 

【主な選手の移籍】

out

・杉本 竜士選手

去年西京極でミドルをぶち込まれた選手、横浜FMに移籍してます。

・ヨルディ バイス選手

J2屈指の屈強なDF、今年は我らがサンガの選手です!

 

in

上福元 直人選手

ヴェルディから加入の、去年のJ2セーブ率1位のGKです。

でも大丈夫、サンガは去年7点取ってます。

 

垣田 裕暉選手

去年は鹿島からレンタルされてプレーしていた金沢の10番です。

187センチの屈強な身体を生かしたプレーは脅威で、昨年はPKを獲得されるなど苦しめられた選手です。

でも大丈夫、そのPKは加藤選手が止めています。

 

その他、詳しくはこちら⇒https://www.jsgoal.jp/transfer/2020/?c=tokushima

 

 

【徳島攻略ポイント】

1.GK上福元選手はいい選手、とにかくシュートを打つんだ!

第1節のハイライトと第2節の愛媛戦をフルで見ましたが、GKの上福元選手、非常にいい選手です。シュートへの反応が良く、身体能力の高さを感じます。

リモートマッチで愛媛戦を見ましたが、コーチングがよく聞こえるのも印象的でした。

 

しかし、この上福元選手から、我らがサンガは去年7点取っています。

昨年の得点シーン、2試合とも先取点は一美選手で、強引にシュートまで行った結果、リフレクションでゴールに入っていました。

リフレクションや、上福元選手が弾いたところを押し込むようなシーンが見られることを祈ります。

ミヤ(宮吉選手)!!シュートを打つんだ!ウタカ選手頼んだ!

 

※上福元選手、愛媛戦でポストで頭を打っています。90分フル出場していましたが、出てこないかもしれません。

 

2.前線からチームでハメてくる守備を潜り抜け!DFには隙がある!

徳島はチームとしての守備が非常にうまいです。

最終ラインにFWがプレッシャーをかけ、チームが連動してプレッシャーをかけてきます。おそらくバイス選手は少し窮屈なボール保持をさせられることが予想されます。

安藤選手や森脇選手がうまくサポートして、中盤、前線につなげ、荒木選手、飯田選手がサイドで相手選手と1対1に持ち込むシーンを増やせれば、勝機が見えてくるはずです!

 

徳島の最終ラインは開幕戦に先発した横浜FMから加入のドゥシャン選手がけがをしているらしく、愛媛戦を見る限り、高さや強さがなく付け入る隙がありそうです。

 

また、上福元選手と最終ラインのパス交換はねらい目です。

愛媛戦の決勝点も上福元選手からのパスを愛媛がカットしての得点でした。

サンガも去年ジュニーニョ選手がパスをかっさらって得点しています。

今年もありますよ。

 

3.中盤の岩尾選手、梶川選手は要注意!

ボランチの岩尾選手はサンガでいう庄司選手です。

長短のパスを織り交ぜてリズムを作ってきます。去年も絶妙なアシストを決められています。

中盤3枚、もしくは宮吉選手が下りてきて、マークにつかないと前線にいいパスが出てきそうな予感です。

 

梶川選手はCKのキッカーを務めます。

愛媛戦ではCKから3点取り、すべてキッカーは梶川選手です。得点につながったシーン以外にもCKは可能性を感じさせるシーンばかりでした。

愛媛のDFに高さはなかったので、古巣対戦となるバイス選手に活躍してもらいましょう!

 

4.垣田選手は強い!バイス選手、ガツンと行ってください!

開幕からの2試合で徳島は6点取っていますが、4点に垣田選手が絡んでいます。

身体が強く、ポストワークが安定しています。梶川選手のCKのターゲットとしても脅威です。

ここはバイス選手にマッチアップしてもらい、ガツンとやってもらいましょう!

 

この垣田選手、去年金沢とサンガが対戦した時は、うまくいかずにイライラして、確か本多選手に危険なタックルをしていた覚えがあります。別の意味でも怖い選手です。気を付けて!

 

 

 

【まとめ】

徳島はサンガと似たサッカーを志向するチームです。完成度は監督就任4季目の徳島と公式戦3試合目のサンガでは共通理解に差が出るかと思われます。

しかし、サンガはタレントが違います。ウタカ選手やバイス選手はJ2では反則級という認識で間違いないでしょう。サンガのストロングポイントを活かす戦いを、似たサッカーの相手だからこそ出してほしいと思います。

 

組織された徳島の前線からの守備を潜り抜けて、押し込む展開になれば、サイドの飯田選手や荒木選手を起点に得点が入るのではないかと思います。

 

競った試合が予想されますが、最後には古巣対戦となるバイス選手にCKを沈めてもらい、昇格するのは俺たちだ!という展開を祈ります。

 

がんばれ!サンガ!

第2節 京都サンガF.C vs ジュビロ磐田@サンガスタジアム

サンガのある週末がようやく帰ってきましたね。

 

コロナ後の再開が昇格候補のジュビロとの試合で2連敗になるのでは、、、と心配していましたが、2-0での勝利で、内容もあり、今年こそと期待の持てる試合だったのではないでしょうか。

 

リモート試合(無観客)での開催となりましたが、森脇選手を中心とした得点後のパフォーマンスは、スタジアムに行きたい!と強く感じさせてもらえました。 

 

試合の勝因としては、システムを3-5-2としてチームで非常に整備された戦いができていた点が、大きいと思います。

 

ワイドの荒木選手と飯田選手が攻撃時はしっかりと高い位置で組み立てに参加し、守備時には5-3-2となって5枚のラインを引く

 

KBS京都の解説の美尾さんも褒めていらっしゃいましたが、中盤3枚(曽根田選手、庄司選手、金久保選手)のスライドの早さは、しっかりと意識づけされているように感じました。

 

特に金久保選手は1点目のアシストはもちろん、素早い寄せでチームに1点目を取った後も下がることなく前から行く意識をもたらしてくれたなと思います。

 

 

前線のウタカ選手と宮吉選手の関係も非常に良好に感じました。

 

2点目の関係性もよかったですが、宮吉選手の守備も含めてチームに貢献できる部分がウタカ選手の守備の負担を減らし、チームとしての流れを作れていたように思います。

 

最終ラインは、バイス選手がどっしりと中央に構えて、クロスを跳ね返し続け、森脇選手と安藤選手も攻撃時には組み立てに参加、守備時にはしっかりとワイドのカバーをし、最高の出来だったのではないでしょうか。

 

安藤選手は足元のうまさが光っていましたね。

新卒で関西大学から入団してくれた時から考えると、チームを渡り歩き経験を積み、サンガに帰ってきて、チームをひっぱる姿に感謝を感じずにはいられません。

 

アンちゃんありがとう!

 

 

適材適所の人選で、3-5-2のシステムがチームとして非常に機能したいい試合でした。

 

途中から出てきた福岡選手やジュニーニョ選手も、今日の先発で出た選手と替わって出ても同じような試合ができるように感じました。

 

でもやっぱりウタカ選手が先取点を取ってくれたからこその今日の安定した試合だったかと思います。

 

今後は、ウタカ選手以外がどれだけゴールをとれるかが、昇格へのカギになってくるのではないでしょうか。

 

いやしかし、楽しかった!

 

 

あと個人的に、サンガのいいところを言ってくれる美尾さんの解説がホーム感があってよかったので、引き続きよろしくお願いします。

【2008年】GM加藤Qさん本領発揮でJ1仕様へ

2007年の広島との入れ替え戦を制し、1年でのJ1復帰を果たしたサンガ

 

2005年のJ1挑戦は、柱谷監督のもとで戦術の浸透したJ2オールスターズで挑み玉砕しましたが、今回は考え方を180度転換し、監督とGMを兼務する加藤さんが強力補強を敢行しました。

 

センターラインを中心に前線には鹿島からあの柳沢敦

ジェフから日本代表経験のある佐藤勇人

ガンバから闘えて、チームを鼓舞できるシジクレイ

 

見事な補強としか言いようがない。

 

柳沢は鹿島で出場機会を失っていたところを声をかけ、戦力としはもちろん集客面でも

抜群の効果がありました。

 

佐藤勇人はジェフともめているところを声をかけ、サンガサポーターもなんで獲得できたの?って感じだったように思います。

 

他にもFC東京でなかなかレギュラーを掴めない増島をレンタル、のちに完全移籍で獲得し、こちらも女性客獲得に大成功

 

GK水谷は福岡でバリバリやっていて柏で出場機会を失っていたところを獲得し、平井さんと熾烈なレギュラー争い

 

素晴らしい補強でJ1仕様にサンガをリニューアルしてのJ1挑戦となりました。

 

シーズン序盤は順調に勝ち点を獲得していましたが、夏ごろに徐々に失速

 

しかしここからの補強がすごかった!

 

加入後、北京オリンピックに代表キャプテンとして出場する水本裕貴を獲得するのです!

こちらもオリンピック出場を目指すもガンバで出場機会を失い、当時のオリンピック代表監督の反町さんがクラブでレギュラーであることを条件に挙げていることに目をつけ、見事に獲得

 

パウリーニョがけがで離脱するや、清水エスパルス長谷川健太監督の下で構造外になっていたフェルナンジーニョを獲得

 

もうGMとしての補強は優秀すぎます加藤さん。

 

ただ、サンガを長年支えてきた斉藤大介ベガルタ仙台へ移籍

2005年の昇格に貢献し、降格しても残ってくれたパウリーニョも詳細は知りませんが、起用法などで揉めて移籍させてしまうなど、サンガサポーターにとっては痛みを伴うメンバー入れ替えとなりました。

 

シーズンの方はJ1でレベルが高いから観ていて楽しいっていう感覚で、シーズン序盤こそ攻撃的な采配が見られましたが、順位の下降とともにCB4人を最終ラインに並べたり、増島の右SB起用によるロングスロー多様など、なんとか勝ち点を稼いでいくような試合が続きました。

 

結果としては、残留圏まで落ちることはありませんでしたが、最終節の1つ前、第33節大宮戦で林丈統の同点ゴールで何とか残留を決めました。

 

これはこれで楽しく、サポーターにもチームにも、何かを成し遂げたような雰囲気がありましたし、最低限の目標は達成した!というシーズンでした。

 

私自身も、何とか残留し、来年もJ1でできることにうれしさを感じ、喜んで最終節の清水戦を観戦しに行ったのを覚えています。

 

結果は清水に1-3でぼこぼこにされ、サンガの弱さを感じたのを覚えています。

この試合に関しては、ゴールよりもホームスタンド側のタッチライン際で2人に囲まれても清水の岡崎がボールを取られず、体が強いなぁと感じたのが印象に残っています。

 

 

 

さて、2008年は実績・経験・人気のある選手がたくさん加入してくれたシーズンとなりました。

 

この頃からずっと疑問に思い、年を重ねるごとにその疑問はどんどん大きくなっていることがあります。

 

サンガに加入する選手は、

・サンガの方に熱く誘ってもらった!

・サンガのヴィジョンに共感した!

といったことを加入後に語ってくれます。

 

しかし、その熱く誘われ、サンガの将来・ビジョンに共感してくれた素晴らしい実績や将来性を持つ選手は、下降線をたどったり、成長が止まったり、時には怒りながら出て行ったりする傾向にあります。

  

記憶に新しいところでは、

柏から加入したGK菅野さんは、あんなにサンガのために尽くすと語っていたのに、なぜコンサドーレに行ってしまい、帰ってこないのでしょうか。

 

なぜチームに尽くしてくれたチーム得点王山瀬は京都から契約満了提示なのか。

 

キャプテンを務めた選手は、なぜチームを去っていくのか。

 

超高校級の岩崎はなぜ活躍できなかったのか。

(※これは布部のせいか。)

 

これはなぜなんでしょう。

何が問題なんでしょうか。

きっと同じ疑問を持っているサンガサポーターは多いはず。

 

個人的には、佐藤勇人が2008年第33節大宮戦で引き分けて残留を決めたときに、喜ぶチーム・サポーターに違和感を覚えた、といった旨の発言を著書に残しています。

 

このサンガに抱く私の大きな疑問の始まりは、2008年の大宮戦の引き分け後の佐藤勇人が抱いた違和感と、最終節清水戦のひどい試合に始まりがあるように思います。

 

ちなみに、佐藤勇人の著書です。

サンガ時代のテーマが「苦悶」っていう。

サポとしては、辛い。 
amzn.to

 

【2007年シーズン】昇格!そのすべてはカトQ次第?

2007年は2006年に柱谷監督からバトンを受けた美濃部監督が指揮を執りました。

 

なかなか波に乗り切れませんでしたが、徐々に安定した試合ができるようになり、昇格が見える位置をずっと走り続けることができていました。

 

しかし、秋ごろに成績が低迷し、フロントから加藤Qさんが総監督という立場で現場に入り、10月のセレッソ戦前に美濃部監督を解任して正式に監督となることになりました。

 

最後の方の美濃部さんは天皇杯明治大学に負ける(0-1)など、昇格に向けて前向きな絵を描ける状態ではなかったと思いますが、監督なのに自分より偉い総監督がいて、という状態はやりにくかっただろうなと思いますし、サポーターとしては最後まで走り切ってほしかったと思います。

※ちなみにこの時の明治大学の得点者は後にヴェルディなどで活躍する林陵平選手

  

しかし、この頃の京都はJ1昇格が必須条件だったということの裏返しでもあり、クラブとしての判断だったと思いますが、美濃部さんをコーチに降格してチームに残すなど、他の方法はなかったのかなと思います。

 

そんな昇格を目指すための人事が裏でありましたが、2007年の結果は最高のものとなりました。

 

まずは、11/26ベガルタ仙台戦@西京極

ラスト2試合で勝ち点:京都82、仙台80で迎え、まさに6ポイントマッチといえる試合でした。

 


Kyoto Sanga FC-Vegalta Sendai 1-0, Ishii's goal

 

石井選手ありがとう!

2007年守備を引き締めてくれた石井選手が古巣相手に劇的ロスタイム弾ですよ!

現地観戦していて、このシーンはまじで震えました!

この瞬間は西京極が揺れていましたね。

この結果により、ほぼ入れ替え戦への進出が決定しました。

 

 

入れ替え戦の相手はサンフレッチェ広島

 

相手のメンバーは当時の新旧の日本代表やユース代表がずらり。

列挙すると、槙野、森崎兄弟、駒野、青山敏、柏木、佐藤寿など

外国人も実績のあるウェズレイとそうそうたるメンバーでした。

 


Kyoto Sanga - Sanfrecce Hiroshima

 


Kyoto Sanga - Sanfrecce Hiroshima #2

 

第2戦の広島での試合を現地観戦しましたが、最後は祈るような時間でした。

 

最後の槙野のオーバーヘッドをGK平井さんが棒立ちで見届けたときは、

時間が止まったかのように時が進みました。

 

またこの昇格という感動が来ることを、心より祈ります。

 

いやしかし、よく勝ったな。素晴らしい!

【2006年シーズン】J2オールスターズ、散る

2006年シーズンは3シーズンぶりのJ1での戦いとなりました。

 

2005年はJ2を圧倒的な力で勝ち抜き、柱谷監督3年目で戦術も浸透していたこともあり、即戦力補強はほとんどなく、まさにJ2オールスターズでどこまでできるか、期待と不安の中のスタートとなりました。

 

GMも兼任していた柱谷さん、2005年の実績もあり、J1でもいける自信があったんでしょうね。

 

しかし、結果としては降格。

残念なシーズンでした。

 

順位表がこちら。

●2006年J1リーグ総合順位表

2006J1リーグ(京都・C大阪・福岡J2降格)
順位 チーム 試合数 勝点 得点 失点 得失点
1 浦和レッズ 34 72 22 6 6 67 28 +39
2 川崎フロンターレ 34 67 20 7 7 84 55 +29
3 ガンバ大阪 34 66 20 6 8 80 48 +32
4 清水エスパルス 34 60 18 6 10 60 41 +19
5 ジュビロ磐田 34 58 17 7 10 68 51 +17
6 鹿島アントラーズ 34 58 18 4 12 62 53 +9
7 名古屋グランパスエイト   34 48 13 9 12 51 49 +2
8 大分トリニータ 34 47 13 8 13 47 45 +2
9 横浜Fマリノス 34 45 13 6 15 49 43 +6
10 サンフレッチェ広島 34 45 13 6 15 50 56 -6
11 ジェフユナイデット千葉 34 44 13 5 16 57 58 -1
12 大宮アルディージャ 34 44 13 5 16 43 55 -12
13 FC東京 34 43 13 4 17 56 65 -9
14 アルビレックス新潟 34 42 12 6 16 46 65 -19
15 ヴァンフォーレ甲府 34 42 12 6 16 42 64 -22
16 アビスパ福岡 34 27 5 12 17 32 56 -24
17 セレッソ大阪 34 27 6 9 19 44 70 -26
18 京都パープルサンガ 34 22 4 10 22 38 74 -36

 

上位陣には全く勝てず、さみしいシーズンでした。

 

そんな中でも一番悲しかった試合は、いきなりですが、開幕戦のマリノス戦と第2節の川崎フロンターレ戦です。

 

自分語りになって恐縮ですが、よろしければ読んでください。

 

当時私は大学生で、冬休みを利用してリゾートバイトとして泊り込みで長野のホテルでアルバイトをしていました。

 

当然スカパーなんて見られる環境になく、今みたいにスマホで見るなんてこともできないわけです。そもそもガラケーでした。

 

それでもサンガの試合が見たくて、周りをあたっていると、、、

 

なんとバイト先ホテルの社員のおっちゃん(以下、神)が!

開幕戦の相手のマリノス好きではありませんか!

 

しかも寮の自室に神はスカパー環境を整えているではありませんか!

 

しかも神は仕事のため、録画してマリノスの試合を見るというではありませんか!

 

パソコンを持って行っていた私は、DVDに録画してもらい、見せてもらえることになりました。

 

仕事が終わり、先に録画を見終わった神は、結果を悟られないように私にDVDを渡してくれました。

 

見てみると、結果は4-1、、、ぼこぼこでサンガが負けました。

 

それでも、3シーズンぶりのJ1の戦いが見れたことがうれしく、次の試合を楽しみにする自分がいました。

 

そして迎えた翌週の第2節の川崎フロンターレ戦!

マリノス関係ないのに、神は録画してくれたのです!神様ありがとう!

 

前回はマリノスが勝ってうれしいにも関わらず、結果を悟られないように渡してくれた神が、今回はDVDを渡す際に、

 

神「この試合ほんとに見る?」

 

私「そりゃもちろん見ますよ!ありがとうございます!」

 

神「夜遅くまでみて、バイトに寝坊しないようにね。」

 

私「は、はい、、、、」

 

意味深なやり取りをしてDVDを渡してくれました。

その試合がこれです。↓


2006年 川崎フロンターレ 第2節 怒涛の7得点

 

神様、ありがとう。最後まで見ましたよ。涙

 

 

こんな試合がシーズン通して結構ありました。

しかし!こんな試合ばかりではないんです!

 

今度は最高の試合です!

第18節 8月19日 アビスパ福岡戦@博多の森

 

こちらは夏休みを利用して、1人で博多の森に乗り込みました!

JRの青春18切符で夜行電車で博多まで行き、ボッチ応援ですよ!

 

その試合がこちら。↓

画質が荒いですが、映像が残っていてありがたい。


J1第18節アビスパ福岡vs京都パープルサンガ

 

ゴール裏は大興奮で、ボッチだった私も仲間に入れてもらえました。

思い出深い試合です。

こういう試合に出会ってしまうと、サポーターはやめられないですね。

 

 

話は2006年シーズンの流れにもどりますが、夏に柱谷さんが解任になり、コーチの美濃部さんが監督になりました。

 

同じ頃にアレモンとリカルドの契約を解除して、アンドレとピニェイロを獲得、角田や手島も復帰してくれましたが時すでに遅く、雨の万博でガンバに負けて降格が決定しました。

 

チームの低迷は監督の責任。

 

サッカー界ではすぐに監督の職を追われてしまいますが、柱谷さんはGMも兼任し自ら自分のクビをきることは難しかったのかもしれません。

 

しかし、柱谷さんはトップチームだけでなく、ユース年代の育成や、スタジアム建設にも尽力してくれた功労者であり、監督の器があった方だなと個人的に思っています。

 

2006年にもし柱谷さんが辞めず、長期政権を担っていたら、GMで残っていたら、

この先の昇格・降格を繰り返す歴史や、

よくわからない監督が就任したり、

10年もJ2にどっぷりつかるような低空飛行、

J3降格危機はなかったんじゃないか?

 

と違う未来を想像してしまいます。


BRAVO


BRAVO2

【2005年シーズン】パウちゃん・アレちゃんありがとう!

2005年は昇格したシーズン

 

昇格の要因はパウリーニョとアレモンの最強2トップ!

 

これはもう間違いないです。

チーム総得点89得点のうち4割を2人で占めていますからね。

パウリーニョ22得点

・アレモン15得点

 

特にパウリーニョはサンガ史上最高の助っ人だと思います。

速くて、パンチ力があって、決定力があって、シュートがうまい!

パウちゃん、本当にサンガに来てくれてありがとう!

 

近年(2020年6月現在)、サンガが低空飛行をすると必ずどこかから、

 

「おいフロント!来年は反則級外国人選手を連れてこい!」

 

みたいな声を聞くが、2005年のパウリーニョのようなことを反則級外国人というと個人的に理解しています。

そのくらい当時のJ2では反則級の存在感でした。


パウリーニョ ゴール集 | 京都サンガ時代

 

 そして、最近の万年J2暮らししか知らない方にぜひ見てもらいたい!

この順位表を!

 

デデンッ!

●2005年J2リーグ総合順位表

順位 チーム 試合数 勝点 得点 失点 得失点
1 京都パープルサンガ   44 97 30 7 7 89 40 +49
2 アビスパ福岡 44 78 21 15 8 72 43 +22
3 ヴァンフォーレ甲府 44 69 19 12 13 78 64 +14
4 ベガルタ仙台 44 68 19 11 14 66 47 +19
5 モンテディオ山形 44 64 16 16 12 54 45 +9
6 コンサドーレ札幌 44 63 17 12 15 54 57 -3
7 湘南ベルマーレ 44 54 13 15 16 46 59 -13
8 サガン鳥栖 44 52 14 10 20 58 58 0
9 徳島ヴォルティス 44 52 12 16 16 60 76 -16
10 水戸ホーリーホック 44 52 13 13 18 41 57 -16
11 横浜FC 44 45 10 15 19 48 64 -16
12 ザスパ草津 44 23 5 8 31 26 82 -56

 

勝率68.1%!

2位の福岡と勝ち点19差!

 

どうですか?圧倒的ですよね?

こんな強いサンガがあったんですよ!

 下には仙台、札幌、湘南、鳥栖、考えられないでしょ?

  

こんな時代があったから、サポーターの中には、

 

「サンガはJ1がいるべきステージ!あの場所に戻ろう!」

「J2では他のチームより格上!京セラだぜ?」

「J2では勝って当然!はやくJ1昇格しろ!」

 

みたいな声がいつまでも聞こえるのかな、と思います。

でも許してください。

あったんですこんな時代が!

 

今となっては格上なんてJ2でも恥ずかしくて言えませんし、思いませんが、当時は本当に強かった!そんなシーズンが2005年です。

 

 

2005年シーズンの話がいいかんじでまとまりましたが、もう少し選手個人にもフューチャーしたいと思います。

  

■アレモン

典型的な9番の選手といった感じ。

強くてポストプレーけっこうできて、パウリーニョと仲良しのイメージ

試合から消えていても、ここぞで点を取ってくれる頼もしい助っ人!

 

ただアレモンの話をすると必ずしないといけないのが、このさみしい話

アレモンはサンガから横浜FCにいき、その後ブラジルに戻りましたが、2007年に交通事故でお亡くなりになってしまいました。

7月8日が命日なので、日程の近い試合になると、サンガサポーターがアレモンの命日やね・・・。となります。

これは自分は古いサポーターだというマウンティングではなく、ただただアレモンのサンガへの貢献度の高さからくることかなと思います。

 

■米田 兼一郎

「メタ」と読みます。

いぶし銀のバランスの取れたボランチの選手です。

結果的に2005年に昇格を争うアビスパ福岡からバリバリのレギュラーをシーズン開幕前の正月明けくらいに獲得した選手です。

 

なぜここで取り上げたかというと、私が日々サンガサポーターの心理変化を観察している掲示板があり、そこで伝説となっている男だからです。

狭い世界のことで申し訳ないです。

 

その掲示板がこれです。

https://bm.best-hit.tv/sanga/

 

ここで、「メタがいる?」みたいな書き込みがあって、嘘つけっ!福岡でバリバリのレギュラーの米田がいるわけないやろっ!みたいな流れになっていたら公式で発表があったらしいです。

 

当時はまだ私も掲示板を見ていなかったんですが、今でも「この選手が来るぞ」みたいな噂が流れると、嘘みたいな情報でも掲示板ではメタの奇跡みたいな感じで語られるので、当時は相当の衝撃だったんでしょうね。

当時のことを覚えている方がいらしたら、教えてほしいです。

 

この頃はまだ携帯やSNSもそこまで発達していなかったので楽しかったとかいうと、ノスタルジーに浸かるジジイですかね。

 

ただ、この掲示板はおすすめです。

家で観戦するときや、細かいサンガ情報の収集におすすめです!

ぜひ日課にどうぞ。

 

 

最後になりますが、昇格は本当に格別です。

J1に上がれない現状で、もっとも楽しい一番近くにあるイベントといえるでしょう。

2020シーズンこそ!がんばれサンガ!頼むぞサンガ!!!

【2004年シーズン】松井さんさようなら

当時、松井大輔のプレーが大好きで、サンガの試合だけじゃなく

オリンピック予選やアテネオリンピックもプレーを見る機会があり

めちゃくちゃ楽しい時期でした。

 

ユース日本代表にサンガの選手が中心選手でいるってことに心がおどりました。

 

オリンピックが終わった7月にはフランス2部のルマンに移籍してしまいましたが、

これはこれでめちゃくちゃ面白かった!

 

当時は今みたいに海外サッカーを見るのがお金のない学生には難しく、

やべっちFCスーパーサッカーなどの地上波TVで松井選手のプレーが

少しでも取り上げられるとうれしかったなぁ~

 

あとアテネオリンピックでいうと、将来的にサンガに加入してくれる山瀬巧治選手!

当時オリンピック代表で松井選手とポジションが被ってて、山瀬選手がJリーグで活躍すると、代表戦で松井選手が見れないから少し敵意があった記憶があります。

サンガに加入してくれた時はめちゃくちゃうれしかったけど。笑

 

最終的には山瀬選手はメンバーにも選ばれなかったんですね。

今となってはもったいない。

https://www.joc.or.jp/games/olympic/athens/sports/football/team/

 

キレキレのドリブルと強烈なミドルシュート、得点へ直結するプレーは

松井選手にはない魅力だったし、監督が違えば山瀬選手を選んでてもおかしくない状況やったなと思います。

 

結局本番ではオーバーエイジ小野伸二選手が選ばれ、松井選手も1試合の先発に留まり、結果も予選敗退。

 

アテネ世代のハイライトは、壮行試合で松井選手がヒールキックで田中達也選手に出したスルーパスでしたね。

https://www.youtube.com/watch?v=rX4Oen7IOjM

 

2004年のサンガはチェ・ヨンスが市原から来て活躍してくれましたが、

年間5位で昇格できずというシーズンでした。

 

このころのJ2はまだ12チームしかなくて、サンガがJ2にいると

強豪扱いを受けていました。

 

このシーズンに昇格した川崎フロンターレも、当時は新興チームみたいな感じで、

J1から降格したサンガが負けるとは・・・みたいな空気感がありました。

 

今となっては、超格上となってしまいましたが、なにが違うんでしょうね。