實好サッカー=ポジショニングサッカー?

サンガのチームとしてのバランスが素晴らしかった!

 

磐田戦以来、久々に試合を通してやりたいことができた試合だったのではないでしょうか。

 

パスサッカーやショートカウンターなど、わかりやすいサッカーではないけれど、實好監督のサッカーはこれでしょうね。

 

あえて言語化するなら、「ポジショニングサッカー」

 

然るべき時に正しいポジションに戻っている。

 

然るべきコースにパスコースをチームで作る。

 

然るべきプレーをチームで共有し、前から行くのか、後ろで待ち受けるのか。

 

それができるポジションを正しく取る。

これが實好サッカーかなと。

 

いやチームとして当たり前やん!!

 

いや、そこを突き詰めるのが實好サッカー、ポジショニングサッカー。

 

ありがとう!素晴らしい勝利でした!

 

 

あと勝利と共に嬉しいことが1点。

 

今日は完勝で3連勝を決めましたが、サンガは良い試合をした後は高確率でダラダラとした大御所サッカーを歴史的にしてしまっています。

 

しかし、野田選手のインタビューで.

 

「次の試合にいい姿勢で向かっていきたいです。」

 

と締めくくってくれました!

 

2位長崎とは8ポイント差、チャレンジャーとしていい姿勢で4連勝を掴み取ってもらいたいです。

 

 

最後に個人的にですが、

 

アシストを決めた飯田選手、このブログで何度か書いていたとおり、パーソナルカラーwinterにより涼しくなったら活躍する説が立証されてよかったです。

 

次もよろしくお願いします!

 

 

 

第18節:vsザスパ草津群馬 ウイングバックの新しい形

決して内容は良くなかったですが、見事サンガ2連勝となりました!

 

若手の躍動に心躍った新潟戦よりも、いいサッカーで見ていて楽しかった大宮戦よりも、内容は面白くなくてもやっぱり勝利はうれしいですね!

 

 

内容は面白くなかったですが、2点ともウイングバック(以下:WB)を起点にゴールが決まったので、今日はサンガのWBについて書きたいと思います。

 

私のWBのイメージは、古い話ですが2003年天皇杯優勝時の右WB冨田選手、左WB鈴木慎吾選手です。

 

代表では、トルシエジャパンのフラットスリーのワイドの選手としての市川大祐選手や三都主選手もイメージが強いですね。

 

このような選手のイメージから、勝手に推進力があり、ドリブルで仕掛けられることがWBに求められる条件であり、實好監督の求めるWB像も勝手に出来上がっていました。

 

サンガであれば、推進力があってドリブルで仕掛けられる選手、つまり荒木選手、飯田選手がイメージに合致し、ファーストチョイスになるのは納得でした。

 

一方、開幕戦こそ先発を飾った黒木恭平選手ですが、コロナによる中断期間明けからはベンチやベンチ外の常連になっていました。

 

プレースタイルは、2019年の中田サンガのSBで見せたプレーから、

 

・攻守のバランスをとる◎

・ボールコントロールに優れ、パスを出せる

・ポジショニング◎

 

残念ながら、實好監督の求めるドリブルで仕掛けること、前への推進力はウィークポイントかなと思い、15節大宮戦で先発するまでは、力のある選手だけに夏に移籍かなとおもっていました。

 

しかししかし、15節大宮戦に先発すると、3試合連続で先発とレギュラーを取り返しました!すごい!

 

しかもドリブルで仕掛けたりするわけではなく、自らのプレースタイルを活かし、正確なパスで他の選手と協力して陣地を回復し、オープンスペースに駆け上がり、いてほしいところに顔を出してくれるではありませんか!

まさにポジショニングの巧って感じですね。

 

また、プレースキックも任され、バイス選手のサンガ初得点を演出するなど、セットプレーの得点への可能性が増したようにも思います。

 

チームとしても失点が減り、結果も戻ってきました。

 

今日の試合の2点目も、WBならタッチライン際までドリブルでえぐってクロス!

もしくは野田選手にアーリーピンポイントクロス!

とイメージしていましたが、早めにウタカ選手にグラウンダーの正確で速いパス!

意表を突かれました!

素晴らしい活躍だったと思います。

 

ベンチ外でも地道に努力を続け、先発を勝ち取り、自分らしく活躍しているなんて、なんとかっこいいんだ!と思う今日この頃です。

 

 

先制点は反対サイドの飯田選手の仕掛けから得点に至りました。

まさにドリブルで仕掛けてチャンスにつなげる、イメージどおりのWBの活躍!

 

前もブログに書きましたが、飯田選手はパーソナルカラーがウィンター(推測)なので、日差しや暑さには弱いので、クーラーがなくてもやっと寝れるようになってきた京都での活躍が待っていると思いますよ!

 

ケガが大事に至らないことを祈るばかりです。

 

特徴の異なる左右のWBにこれからも注目です!

 

負けるな荒木選手!

出てこい!上月選手!

もちろん石櫃先生も!

 

応援しています!

 

第15節:ぼろ負けして思うこと。

京都、0-2で敗戦。

 

1失点目、キッカー福村のセットプレーから失点。

まぁ元サンガ選手絡んでるし、サンガならそういうこともあるでしょう。

 

2失点目、ロスタイムにきれいに崩されて失点。

まぁサッカーならそういうこともあるでしょう。

 

いろいろと言いたいことはありますが、どんなチームにもここまではあり得る展開かと思います。

 

しかし、、、後半は何の策もなければ気持ちも見られず、ただただ見ていて辛かった。

 

後半の頭こそエンジンがかかっていましたが一時的、基本的には同点、もしくは勝っているかのようなだらだらとしたボール回し。

 

俺たちは経験豊富で強いんだから、若者ヴェルディ相手にどうして僕たちが必死にならないといけないんだい?みたいな。

 

水戸に引き分けた11節あたりから強く感じていた「チームの覇気のなさ」や、「劣勢時のお葬式状態」を心配していましたが、森脇選手の復帰でこの部分はV字回復するかと思いましたが、森脇選手も復帰から間もなく、自分のことで精いっぱいといった感じでした。

 

森脇選手の全体のプレーが悪かったわけではありませんが、交代直前のプレーも頭に描いているプレーに身体がついてきていないような感じだったので、早くコンディションを戻してほしいですね。

 

というよりも上夷、麻田、本多、、、、こんな状態の森脇選手を出さすなよ、、、

コンディション上げるために試合に出るんじゃないんやから!

 

というよりも實好監督!こんな状態の森脇選手を使うなよ!

ウイニングイレブンじゃないんやから、ケガから復帰=能力そのままってわけじゃないからね.......。

試合を通じてコンディションを上げさせたいのもわかるけど、森脇選手だって競争させないと!

 

 

 

とサンガが負けていろいろ言っていますが、森脇選手を起用するかどうかの細かい部分的な話がしたいのではなく、實好監督のチームマネジメント力を問いたいのです。

 

遡ること2節前、第13節のアルビレックス新潟戦では、中2日での試合ということもあり大半のメンバーを変えて、1-1で引き分けました。

 

試合戦術としては、最終ライン5枚と中盤4枚をきれいに並べ、ワントップ宮吉に前からの守備を徹底し、推測ですが監督の指示を全員が守り、規律をもって戦えた試合だったと感じています。

 

ウタカ選手のおかげで拾った勝ち点は数知れませんが、實好監督の手腕とチーム力が融合して勝ち取った勝ち点1だったと思います。

 

選手個人としてアピールに成功した選手も多々いました。

 

・抜群のボール奪取力を見せた川﨑選手

・川﨑選手とのダブルボランチとして機能した福岡選手

・前からの守備でチームに守備意識と安定をもたらした宮吉選手

・スタメンでこそ活きると感じさせた中川選手

・大器を予感させてくれた上月選手

 

新潟戦のメンバーで年間を戦っても厳しいとは思いましたが、これはチーム力が上がるなと感じさせてもらえました。

 

しかしなぜ實好監督、なぜこれだけの要因があってチームに活力を与えられない。

こんなに良い状態が新潟戦で作れたというのに。

人心掌握するにはこれ以上ない状況だというのに!

 

これまでの實好監督の傾向からして、1週間を空けての第15節ヴェルディ戦は完全なベストメンバーが組まれると選手もサポーターも感じていたでしょう。

 

チームに活力を与えたいなら、いくつか手は考えられます。

 

・庄司選手のアンカーから川崎選手と福岡選手のダブルボランチを組み込む

→庄司選手:やべぇ横パスしてる場合じゃねぇ!縦にいかなきゃ!サンガのセンターラインは俺!俺10番!

 

・左サイドの先発に上月選手を起用する

→荒木選手:やべぇ仕掛けなきゃ!自分で得点取らなきゃ!アシストしなきゃ!サブになったら何のために磐田から移籍してきたかわからんやん!先発で活躍したいから移籍してきたのに!やってやる!

 

・ウタカ選手をサブにしてみる

ウタカ選手:いやいや僕のチームだから!僕中心だから!守備してないとか得点王の僕には関係ないから!途中出場して試合決めて先発で使わせたるわい!守備はしないけどね。

 

・金久保選手に変えて谷内田選手を使う

金久保選手:自陣ではカッコつけずにしっかりつなぎ、ペナルティエリア内で他の選手との違い見せたるわい!

 

バイス選手をサブにしてみる

バイス選手:これはベテランだから気を遣ってもらった???いやいやバリバリ毎試合いけるっちゅーねん!いや待て、次の大宮戦が大事だからコンディション万全で挑めと?ありがてぇ大宮戦で攻守に暴れたるわい!

 

ってな感じで、もう前からちゃんと守備して、全員でゴールの意識をもって、俺(實好監督)のイメージ・規律を守らない選手は使わないからなっ!

 

と選手起用でメッセージを伝えればよかったんじゃない?と思ってしまします。

 

現実には人間関係やトレーニング、選手のパーソナリティやチームでの立場などもあり机上の空論ではありますが、監督なら選手のやる気や能力を最大限引き出すチームマネジメントを是非実践してもらいたいですし、目に見える手を打ってほしいです。

 

實好監督を見ていると、コーチからの昇格ということもあり選手との距離が近いように感じます。

 

チーム成績がいいときはオールOKですが、チームが良くない時には監督としての責任と自信をもって、チームをあるべき姿に導いてほしいと思います。

 

また、ぼろ負けした今日の試合のインタビューでもニヤニヤ、ふわふわした感じがありましたが、メディア対応も選手へのメッセージの場として有効に活用してもらいたいです。

 

次節は大宮戦、落とせません。

目の色が変わった選手たちが見たいです。カラーコンタクトとかではなく。

 

ただただ、応援しています。

よろしくお願いします。

【10/42節終了】盆にサンガを振り返る

仕事が忙しく、なかなかブログにサンガの試合のことを書けなかったので、盆休みを利用してサンガの10節を終えての振り返りと今後の展望を書きたいと思います。

 

せっかく前回の記事など、かなり閲覧いただいたのですが、コロナによる自粛生活から徐々にwith コロナの世の中になり、職場では人の入れ替わり、というか急に辞めて補充なしという状況もあって仕事が慌ただしく、マッチレポートなどが書けませんでした。

 

水曜日の試合は、疲れて帰って寝て、早朝に録画を見るというサポーターとして最善の行動とは言えず、反省しています。

 

リアルタイムでやっぱりみたいですね。

 

頑張って毎試合レポートを書ければと思っていますので、よろしくお願いします。

 

 

それでは振り返り、まずは實好監督について

 

10節を終えて5勝3分2敗の5位、自動昇格の2位と勝ち点1差

 

1年目の監督、昇格を狙うチームとしては上々のスタートと言えるのではないでしょうか。

 

實好監督のコメントやインタビューを見ていて、頻出するワードとして

 

・自分たちのサッカーをする

・ベーシックの部分を大切にする

 

の2つがいつも強調されています。

 

例えばこんな感じ

 

Q:相手への対策として、何か考えられていますか?

攻撃陣は強烈ですが、どのようなイメージを持たれていますか?

 

A:んーーーー相手もありますが、まずは自分たちのサッカーをして、

ベーシックの部分を大切にやりたいと思います。

 

質問に答えているようで、答えていない。

 

布部監督とは少し違う角度から不安にさせられる監督インタビューが続いていますが、脳ある鷹は爪を隠していると信じています。

 

個人的に終盤には6バックでなりふり構わず勝ちに行く采配をされるので、ポリシーを持った脳ある鷹に違いないと思っています。

信じたいですね!

 

チームマネジメントについては、センターラインのウタカー庄司ーバイス3選手は絶対的存在で、基本的にはベテラン中心に堅い試合がしたい印象を受けます。

 

当たり前のように連戦が続く中で、この3人をうまく休ませられるような

マネジメントが必要になってくると感じています。

 

おそらくバイスは警告で自動的に休めそうですが、ここまでの活躍からは

替わりの人材はいないなと感じさせられます。

 

バイス選手が不在時は、森脇選手の復帰でアンちゃんを3バックの真ん中に、左に本多選手が定石かと思いますが、最近出場機会を得ている麻田選手にも期待したいところです。

 

庄司選手のところには、昨年も庄司選手不在の穴を見事に埋めた福岡選手を一度使ってみて欲しいところですが、どちらかといえばメンバーを固定する實好監督には、なかなか勇気がいる判断になるのかなと思います。

 

直近の試合、特に10節のモンテディオ山形には、アンカーの庄司選手の脇を狙われているので、ダブルボランチのオプションを持つなど、解決策を示すべきタイミングにあるのではないかと思います。

 

負けてからでは遅い。

そして、今オプションを持つことで、シーズン終盤に勝つことができると思います。

 

そしてウタカ選手。

こちらは間違いなく替わりになる選手はいないですね。

モンテディオ山形戦の4得点、痺れました!

 

今年はコロナウィルスによる特別なシーズンです。

 

年齢だけで語るのはナンセンスですが、それでも36歳のウタカ選手をスタートから勝ちが見えるまで使い続けることは難しいように感じます。

 

実際に試合を見ていて終盤に身体が重そうに感じる場面もありましたしね。

 

ここは今年の特別措置である5人交代を存分に活かし、ウタカ選手を後半から投入するゲームプランを練るなど、勝てる實好采配を見たいところです。

 

 

続いて、10節を消化したところで、選手序列や各ポジションで求められる役割が見えてきました。

 

10節を終えての選手の序列を整理したいと思います。

 

まずはGKから。

1、若原

2、清水

3、加藤、太田

 

再開後の2節から、若原選手がレギュラーを掴みました。

清水選手としては初戦のトンネルが敗戦に繋がってしまいかわいそうなところもありますが、若原選手が安定したプレーでチームに貢献してくれている状況は嬉しい限りです。

 

 

続いては3バック

怪我中の森脇選手は別として、安藤選手、バイス選手、本多選手がファーストチョイス。

 

森脇選手が復帰したらどんな顔ぶれになるか楽しみです。

 

個人的には森脇選手の復帰により、庄司選手と森脇選手or安藤選手のダブルボランチを實好監督は考えているのではないかと考えています。

 

3バックのポジションは、試合終盤には石櫃選手が使われていることもあり、ベテランを中心にチームで最も安定し、層の厚いポジションかと思います。

 

次点では麻田選手が挙げられますが、なかなかレギュラーの壁は厚そうです。

頑張れ麻田選手!

 

 

続いてはウイングバックの右

 

飯田選手がレギュラーではありますが、最初の2、3節をピークに徐々に下がり調子なのが気になるところ。

 

これはかなり個人的な意見ですが、冗談ではなく、飯田選手のパーソナルカラーはおそらくウィンターなので、陽射し、ひいては暑さに弱いのかと思っています。

ずっと頼り切っていた石櫃選手の後継者問題が解決したかに思われただけに、奮起を期待したいところ。

 

そして、いつも頼りになる石櫃選手が次点ですが、ここはいつレギュラーを奪い返してもおかしくない状況かと思います。

チームに前への推進力をもたらす存在感と、アンちゃんのゴールをお膳立てしたプレースキックは魅力です。

 

契約後いきなり出場機会を得た長井選手も期待したいところです。

 

 

続いて、左のウイングバック

 

レギュラーは荒木選手、次点にジュニーニョ選手、そして黒木恭選手が続くといったところでしょうか。

 

荒木選手は素晴らしいドリブルで敵陣を切り裂き、強烈な個が売りですが、研究されてここ最近はあまりチャンスを作れていない印象を受けます。

 

ドリブルを始めると、相手チームが必ず1枚フォローに入っているのが辛いですね。

 

そして残念ながらシュート意識はあるも、精度があまり良くないのも気になるところ。

 

本多選手の助けを得ながら、苦手の守備で及第点の貢献ができているだけに、得意の攻撃で一皮剥けて欲しいと強く願います。

 

得点に直結するプレー、最後の質を求めたいですし、J2では無双して欲しいですね!

 

 

ジュニーニョ選手は他のポジションでも出場していますが、左WBでは2番手といったところでしょうか。

 

スピードを武器にいい活躍を見せてくれているだけに、結果が欲しいところ。

 

足下のつなぎが改善されればレギュラーも見えそうですが、あのスピードはサブとして重宝されるのも納得というところです。

 

黒木恭選手は残念ながらポジションがないですね。とても残念です。

 

昨年の安定したプレーを鑑みれば、移籍やむなしといったところでしょうか。

 

今の實好監督のサッカーではドリブルとスピードが武器ではないのはWBとしての序列が下がるのは致し方ないところ。

活躍できる力があるだけに残念です。

 

 

続いては庄司選手のアンカーのポジション。

 

ここは完全に庄司選手のポジションとなっていますね。

 

福岡選手を起用してみて欲しいですが、實好監督にその考えはなさそうです。

 

庄司選手に怪我のないことを祈りますし、繰り返しになりますが他のオプションをチームとして持って欲しいです。

 

 

続いてはインサイドハーフの左右のポジション。

このポジションは攻守両面での運動量が多く必要となり、総合的な力を求められているポジションであり、實好監督の中では守備ができることがレギュラーになる最低条件であるように見受けられます。

 

現在のファーストチョイスは金久保選手で、怪我の曽根田選手も復帰すれば先発で出てくるであろう存在といったところでしょうか。

 

直近では中野選手が次点で、モッタ選手、ジュニーニョ選手、福岡選手、中川選手あたりが一長一短があり、コンディション、戦況などにより監督が使い分けている状況かと思います。

 

個人的には得点に直結するプレーができる中川選手が守備の最低限のタスクをこなせるようになれば、レギュラー争いが面白くなってくるかなと思っています。

 

2年目のモッタ選手も期待したいですし、谷内田選手なんかにも試合に絡んできて欲しいですね。

 

 

そして悩ましき2トップ、というよりウタカ選手の相方探し。

 

それぞれの良い特徴としては、こんな感じでしょうか。

 

・得点力とポストの野田選手

 

・チームの潤滑油でウタカ選手と相性の良い宮吉選手

 

・スピードのジュニーニョ選手

 

・決定力と経験と実績の李選手

 

・若手の服部選手

 

 

少し気が引けますが悪い特徴としては

 

・守備センスがイマイチで、本当ははウタカ選手と争うべき野田選手

 

・決めてくれよ!宮吉選手

 

・2トップのレギュラーで出るには物足りないジュニーニョ選手

 

・コンディションはまだ出来上がらないのか!李選手

 

・未知数の服部選手

 

 

理想としては、ウタカ選手と宮吉選手が先発

 

ウタカ選手の周りを宮吉選手が動き回ってシーズンでウタカ選手の半分くらいの得点を取ってくれる。

 

疲れたウタカ選手と野田選手or李選手が交代

 

その後宮吉選手がジュニーニョ選手または余裕があれば服部選手と交代して経験を積む。

 

こんな青写真を描いたメンバー構成かと思います。

 

しかし蓋を開けてみると、宮吉選手が決めれず序列をどんどん落とし、、、、

 

野田選手が徳島戦で途中出場で結果を出して、直近ではレギュラーになっていますが、野田選手の問題ではなく、残念ながら絶対的存在のウタカ選手の相棒としては最適解ではない、、、、

 

ジュニーニョ選手は守備にも献身的ですが、独りよがりな守備で逆に穴になることもあるので不合格、、、

 

悩ましいですね。

 

實好監督の求める人材像としては、70分くらい後ろを意識しながら守備ができて、ウタカ選手をいつも見て引き立てられるけど、シーズン10点くらい取れる選手、ただしウタカ選手を超える得点力の場合は上記の限りではない。

 

こんな感じでしょうか。

 

個人的には、宮吉選手が適任かと思いますし、1点取るまで批判覚悟で使い続けて欲しかったですが、最近はベンチ外で、怪我でなければ序列はかなり下になってしまっているようです。

 

残念ですが補強、ですかね、、、、、。

 

長くなったので、時間があれば続きを別で書ければと思います。

 

最後になりますが、ウタカ選手の相方問題は深刻ですね。

【サンガを楽しむための】徳島ヴォルティス資料

サンガの試合をより楽しむため、対戦相手の徳島ヴォルティスを調べてみました。

 

【チーム状況】

昨年は4位でリーグ戦をフィニッシュし、J1参入POでは甲府、山形を退けて、J1湘南に挑むも1-1で引き分け、レギュレーションにより敗退し、今年もJ2を戦う。

今年こそJ1!と自動昇格をサンガと争うチーム

 

【監督】リカルド・ロドリゲス監督

2017年から指揮を執り、4季目を迎えるスペイン人監督、選手としては17歳の時に左膝前十字靭帯を断裂し、指導者の道を選んだ。大学ではスポーツ科学を専攻し、博士号も取得している知性をそなえた闘将。好きな(憧れの)監督はマンチェスター・シティーのグアルディオラ監督。

 

【主な選手の移籍】

out

・杉本 竜士選手

去年西京極でミドルをぶち込まれた選手、横浜FMに移籍してます。

・ヨルディ バイス選手

J2屈指の屈強なDF、今年は我らがサンガの選手です!

 

in

上福元 直人選手

ヴェルディから加入の、去年のJ2セーブ率1位のGKです。

でも大丈夫、サンガは去年7点取ってます。

 

垣田 裕暉選手

去年は鹿島からレンタルされてプレーしていた金沢の10番です。

187センチの屈強な身体を生かしたプレーは脅威で、昨年はPKを獲得されるなど苦しめられた選手です。

でも大丈夫、そのPKは加藤選手が止めています。

 

その他、詳しくはこちら⇒https://www.jsgoal.jp/transfer/2020/?c=tokushima

 

 

【徳島攻略ポイント】

1.GK上福元選手はいい選手、とにかくシュートを打つんだ!

第1節のハイライトと第2節の愛媛戦をフルで見ましたが、GKの上福元選手、非常にいい選手です。シュートへの反応が良く、身体能力の高さを感じます。

リモートマッチで愛媛戦を見ましたが、コーチングがよく聞こえるのも印象的でした。

 

しかし、この上福元選手から、我らがサンガは去年7点取っています。

昨年の得点シーン、2試合とも先取点は一美選手で、強引にシュートまで行った結果、リフレクションでゴールに入っていました。

リフレクションや、上福元選手が弾いたところを押し込むようなシーンが見られることを祈ります。

ミヤ(宮吉選手)!!シュートを打つんだ!ウタカ選手頼んだ!

 

※上福元選手、愛媛戦でポストで頭を打っています。90分フル出場していましたが、出てこないかもしれません。

 

2.前線からチームでハメてくる守備を潜り抜け!DFには隙がある!

徳島はチームとしての守備が非常にうまいです。

最終ラインにFWがプレッシャーをかけ、チームが連動してプレッシャーをかけてきます。おそらくバイス選手は少し窮屈なボール保持をさせられることが予想されます。

安藤選手や森脇選手がうまくサポートして、中盤、前線につなげ、荒木選手、飯田選手がサイドで相手選手と1対1に持ち込むシーンを増やせれば、勝機が見えてくるはずです!

 

徳島の最終ラインは開幕戦に先発した横浜FMから加入のドゥシャン選手がけがをしているらしく、愛媛戦を見る限り、高さや強さがなく付け入る隙がありそうです。

 

また、上福元選手と最終ラインのパス交換はねらい目です。

愛媛戦の決勝点も上福元選手からのパスを愛媛がカットしての得点でした。

サンガも去年ジュニーニョ選手がパスをかっさらって得点しています。

今年もありますよ。

 

3.中盤の岩尾選手、梶川選手は要注意!

ボランチの岩尾選手はサンガでいう庄司選手です。

長短のパスを織り交ぜてリズムを作ってきます。去年も絶妙なアシストを決められています。

中盤3枚、もしくは宮吉選手が下りてきて、マークにつかないと前線にいいパスが出てきそうな予感です。

 

梶川選手はCKのキッカーを務めます。

愛媛戦ではCKから3点取り、すべてキッカーは梶川選手です。得点につながったシーン以外にもCKは可能性を感じさせるシーンばかりでした。

愛媛のDFに高さはなかったので、古巣対戦となるバイス選手に活躍してもらいましょう!

 

4.垣田選手は強い!バイス選手、ガツンと行ってください!

開幕からの2試合で徳島は6点取っていますが、4点に垣田選手が絡んでいます。

身体が強く、ポストワークが安定しています。梶川選手のCKのターゲットとしても脅威です。

ここはバイス選手にマッチアップしてもらい、ガツンとやってもらいましょう!

 

この垣田選手、去年金沢とサンガが対戦した時は、うまくいかずにイライラして、確か本多選手に危険なタックルをしていた覚えがあります。別の意味でも怖い選手です。気を付けて!

 

 

 

【まとめ】

徳島はサンガと似たサッカーを志向するチームです。完成度は監督就任4季目の徳島と公式戦3試合目のサンガでは共通理解に差が出るかと思われます。

しかし、サンガはタレントが違います。ウタカ選手やバイス選手はJ2では反則級という認識で間違いないでしょう。サンガのストロングポイントを活かす戦いを、似たサッカーの相手だからこそ出してほしいと思います。

 

組織された徳島の前線からの守備を潜り抜けて、押し込む展開になれば、サイドの飯田選手や荒木選手を起点に得点が入るのではないかと思います。

 

競った試合が予想されますが、最後には古巣対戦となるバイス選手にCKを沈めてもらい、昇格するのは俺たちだ!という展開を祈ります。

 

がんばれ!サンガ!

第2節 京都サンガF.C vs ジュビロ磐田@サンガスタジアム

サンガのある週末がようやく帰ってきましたね。

 

コロナ後の再開が昇格候補のジュビロとの試合で2連敗になるのでは、、、と心配していましたが、2-0での勝利で、内容もあり、今年こそと期待の持てる試合だったのではないでしょうか。

 

リモート試合(無観客)での開催となりましたが、森脇選手を中心とした得点後のパフォーマンスは、スタジアムに行きたい!と強く感じさせてもらえました。 

 

試合の勝因としては、システムを3-5-2としてチームで非常に整備された戦いができていた点が、大きいと思います。

 

ワイドの荒木選手と飯田選手が攻撃時はしっかりと高い位置で組み立てに参加し、守備時には5-3-2となって5枚のラインを引く

 

KBS京都の解説の美尾さんも褒めていらっしゃいましたが、中盤3枚(曽根田選手、庄司選手、金久保選手)のスライドの早さは、しっかりと意識づけされているように感じました。

 

特に金久保選手は1点目のアシストはもちろん、素早い寄せでチームに1点目を取った後も下がることなく前から行く意識をもたらしてくれたなと思います。

 

 

前線のウタカ選手と宮吉選手の関係も非常に良好に感じました。

 

2点目の関係性もよかったですが、宮吉選手の守備も含めてチームに貢献できる部分がウタカ選手の守備の負担を減らし、チームとしての流れを作れていたように思います。

 

最終ラインは、バイス選手がどっしりと中央に構えて、クロスを跳ね返し続け、森脇選手と安藤選手も攻撃時には組み立てに参加、守備時にはしっかりとワイドのカバーをし、最高の出来だったのではないでしょうか。

 

安藤選手は足元のうまさが光っていましたね。

新卒で関西大学から入団してくれた時から考えると、チームを渡り歩き経験を積み、サンガに帰ってきて、チームをひっぱる姿に感謝を感じずにはいられません。

 

アンちゃんありがとう!

 

 

適材適所の人選で、3-5-2のシステムがチームとして非常に機能したいい試合でした。

 

途中から出てきた福岡選手やジュニーニョ選手も、今日の先発で出た選手と替わって出ても同じような試合ができるように感じました。

 

でもやっぱりウタカ選手が先取点を取ってくれたからこその今日の安定した試合だったかと思います。

 

今後は、ウタカ選手以外がどれだけゴールをとれるかが、昇格へのカギになってくるのではないでしょうか。

 

いやしかし、楽しかった!

 

 

あと個人的に、サンガのいいところを言ってくれる美尾さんの解説がホーム感があってよかったので、引き続きよろしくお願いします。

【2008年】GM加藤Qさん本領発揮でJ1仕様へ

2007年の広島との入れ替え戦を制し、1年でのJ1復帰を果たしたサンガ

 

2005年のJ1挑戦は、柱谷監督のもとで戦術の浸透したJ2オールスターズで挑み玉砕しましたが、今回は考え方を180度転換し、監督とGMを兼務する加藤さんが強力補強を敢行しました。

 

センターラインを中心に前線には鹿島からあの柳沢敦

ジェフから日本代表経験のある佐藤勇人

ガンバから闘えて、チームを鼓舞できるシジクレイ

 

見事な補強としか言いようがない。

 

柳沢は鹿島で出場機会を失っていたところを声をかけ、戦力としはもちろん集客面でも

抜群の効果がありました。

 

佐藤勇人はジェフともめているところを声をかけ、サンガサポーターもなんで獲得できたの?って感じだったように思います。

 

他にもFC東京でなかなかレギュラーを掴めない増島をレンタル、のちに完全移籍で獲得し、こちらも女性客獲得に大成功

 

GK水谷は福岡でバリバリやっていて柏で出場機会を失っていたところを獲得し、平井さんと熾烈なレギュラー争い

 

素晴らしい補強でJ1仕様にサンガをリニューアルしてのJ1挑戦となりました。

 

シーズン序盤は順調に勝ち点を獲得していましたが、夏ごろに徐々に失速

 

しかしここからの補強がすごかった!

 

加入後、北京オリンピックに代表キャプテンとして出場する水本裕貴を獲得するのです!

こちらもオリンピック出場を目指すもガンバで出場機会を失い、当時のオリンピック代表監督の反町さんがクラブでレギュラーであることを条件に挙げていることに目をつけ、見事に獲得

 

パウリーニョがけがで離脱するや、清水エスパルス長谷川健太監督の下で構造外になっていたフェルナンジーニョを獲得

 

もうGMとしての補強は優秀すぎます加藤さん。

 

ただ、サンガを長年支えてきた斉藤大介ベガルタ仙台へ移籍

2005年の昇格に貢献し、降格しても残ってくれたパウリーニョも詳細は知りませんが、起用法などで揉めて移籍させてしまうなど、サンガサポーターにとっては痛みを伴うメンバー入れ替えとなりました。

 

シーズンの方はJ1でレベルが高いから観ていて楽しいっていう感覚で、シーズン序盤こそ攻撃的な采配が見られましたが、順位の下降とともにCB4人を最終ラインに並べたり、増島の右SB起用によるロングスロー多様など、なんとか勝ち点を稼いでいくような試合が続きました。

 

結果としては、残留圏まで落ちることはありませんでしたが、最終節の1つ前、第33節大宮戦で林丈統の同点ゴールで何とか残留を決めました。

 

これはこれで楽しく、サポーターにもチームにも、何かを成し遂げたような雰囲気がありましたし、最低限の目標は達成した!というシーズンでした。

 

私自身も、何とか残留し、来年もJ1でできることにうれしさを感じ、喜んで最終節の清水戦を観戦しに行ったのを覚えています。

 

結果は清水に1-3でぼこぼこにされ、サンガの弱さを感じたのを覚えています。

この試合に関しては、ゴールよりもホームスタンド側のタッチライン際で2人に囲まれても清水の岡崎がボールを取られず、体が強いなぁと感じたのが印象に残っています。

 

 

 

さて、2008年は実績・経験・人気のある選手がたくさん加入してくれたシーズンとなりました。

 

この頃からずっと疑問に思い、年を重ねるごとにその疑問はどんどん大きくなっていることがあります。

 

サンガに加入する選手は、

・サンガの方に熱く誘ってもらった!

・サンガのヴィジョンに共感した!

といったことを加入後に語ってくれます。

 

しかし、その熱く誘われ、サンガの将来・ビジョンに共感してくれた素晴らしい実績や将来性を持つ選手は、下降線をたどったり、成長が止まったり、時には怒りながら出て行ったりする傾向にあります。

  

記憶に新しいところでは、

柏から加入したGK菅野さんは、あんなにサンガのために尽くすと語っていたのに、なぜコンサドーレに行ってしまい、帰ってこないのでしょうか。

 

なぜチームに尽くしてくれたチーム得点王山瀬は京都から契約満了提示なのか。

 

キャプテンを務めた選手は、なぜチームを去っていくのか。

 

超高校級の岩崎はなぜ活躍できなかったのか。

(※これは布部のせいか。)

 

これはなぜなんでしょう。

何が問題なんでしょうか。

きっと同じ疑問を持っているサンガサポーターは多いはず。

 

個人的には、佐藤勇人が2008年第33節大宮戦で引き分けて残留を決めたときに、喜ぶチーム・サポーターに違和感を覚えた、といった旨の発言を著書に残しています。

 

このサンガに抱く私の大きな疑問の始まりは、2008年の大宮戦の引き分け後の佐藤勇人が抱いた違和感と、最終節清水戦のひどい試合に始まりがあるように思います。

 

ちなみに、佐藤勇人の著書です。

サンガ時代のテーマが「苦悶」っていう。

サポとしては、辛い。 
amzn.to