第1節 京都サンガF.C vs レノファ山口F.C@維新みらいふスタジアム  

開幕節、今年はレノファ山口と対戦です。

 

子育て中の私は、なかなか財布や家庭と折り合いがつかず、

ダゾーン録画観戦でした。

 

結果は1-0で敗戦。残念!

新生實好サンガは勝ち点3スタートを切れませんでした。

 

もちろん勝ちたい試合でしたが、長いシーズンを考えれば、

まだまだこれからといったところでしょうか。

 

今回は振り返りとして、個人的に山口戦でみたかった点と、それに対する簡単な感想を。

 

【振り返りポイント】

1.新加入選手、どうなん?

2.実好監督、どんな感じ?

3.今年のキーマン

 

1.新加入選手、どうなん?

・ピーターウタカ選手

J1昇格を狙うために活躍してもらわないと困る選手、間違いなく今年の中心選手だと認識させられました。

去年の一美選手が担ったワントップを見事にこなしてくれていました。

ボールタッチが柔らかく、自分だけでなく周りも活かせるいい選手

 

プレーイメージは、一美選手が「剛」とすれば、ウタカ選手は「柔」

ワンタッチではたくプレーが随所に見られ、効果的でした。

 

マイナス点を挙げるとすると、

・裏を取れているシーンが多かったが、パスが出てこない

・70分くらいから動きが少ない

 

どちらもチームとして改善の必要があるかなという印象です。

 

・ヨルディバイス選手

守備はもう少し見てみないとわからないが、CKのターゲットとして期待が持てた。

センターラインをぜひ引き締めてほしい!

 

森脇良太選手

J1浦和から来てくれた選手。

開幕前からSNSなどからムードメーカーとしての役割を果たしてくれているのは

ヒシヒシと伝わって来ている。

おとなしいイメージのサンガには本当にありがたい!

 

プレーは3バックの右で攻撃的な選手のイメージだが、今日の試合では4バックに変更後はCBとして奮闘してくれました。

イエローカードをもらうなど、どこかチグハグした印象だったので、

チームとしての最適解を早めに見つけてほしい。

 

・飯田貴敬選手

清水から移籍の選手

サンガよ、はよJ1上がってくれ.........。

若いJ1の選手がわからんよ.......。

 

右のWGとしてプレーし、4バック変更後は右SBとしてプレー

前半はチームとして下がり目でプレーしたらしいが、後半の攻撃力は迫力があった。

 

サンガの右SBといえば石櫃選手だが、彼も30代後半。

ようやく「右SB石櫃選手の替えが利かない問題」が解決した印象。

ビツさんも若手に負けずに出てきてほしい!

 

・中川風希選手

もともと琉球にいた選手で、前所属は横浜FM

プレシーズンマッチセレッソ戦もスタメンで出てたけど、ちょっとまだわからない。

もう少し見てみたい選手。

 

・曾根田譲選手

甲府から移籍の選手

ウタカ選手との連携が素晴らしく、去年サンガもやられたので印象に残っている。

残念ながら4バック変更後の左サイドハーフは適正ではないことがわかった試合。

ウタカ選手の近くでプレーさせてあげられるように、チームとして動いてほしい。

 

李忠成選手

元日本代表

ぜひコンディションを上げて大活躍してほしい!

 

 

2.実好監督、どんな感じ?

ガンバ大阪のアカデミー監督、ヘッドコーチからの昇格監督ということでしたが、

正直不安を感じた試合となりました。

 

私が不安を感じたポイントは2つ

・インタビューの雰囲気

・戦術の一貫性の欠如

 

まずはインタビューについて

ダゾーン観戦した人は、ある人を想起したのではないでしょうか。

 

そう、布部前監督です。

 

布部監督の場合は、精神論や的外れな受け答え、角を取るサッカー発言に不安を覚えましたが、

實好監督には、なんでしょう、、、浮遊感とでも言いましょうか。

 

開幕戦・初インタビューに対する緊張からくるもの?

でもなさそうな、なんとなく発言・態度が軽い感じがして不安を覚えました。

 

サンガファンなら忘れもしない暗黒時代が布部政権です。

二の舞にならないことを切に願うばかりです。

 

※和田監督やバドゥ監督もひどかったですが、

和田監督にはサポーターに「この人大丈夫かな.......」と母性を引き出す力が

バドゥ監督には絶望の中にポップさがあったように思います。

 

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また、対戦相手の霜田監督がしっかりしたインタビューだったので、余計に不安を感じただけ。そう思いたいものです。

 

もう一点の戦術の一貫性の欠如については、

前任の中田一三監督に一貫性やこだわりがあったことに去年一年間で慣れてしまい、

自分の感覚がおかしい可能性もありますが、練習でやったことのないフォーメーション(4-4-2)を

 

實好監督コメント:

「チュンソンとウタカがあそこに2枚いれば、相手にとっても怖いのでね」

 

という理由だけで、開幕戦からしてしまうあたりに不安を覚えました。

フロントから今日負けたら解任とでも言われているような監督の采配にうつりました。

 

ただ、後半の入りなどいいサッカーをしていたし、シュートも打てていておもしろい試合ではありました。

また、1-0で負けている状態で後半相手が引いてきたことに対する対策として、練習はしてないけど、得点を取るために2枚FWを置いたと考えれば、柔軟な監督だとも捉えられます。

 

期待しましょう!

 

新型コロナウィルスで次の試合がいつになるかわかりませんが、

次の試合では不安を払拭する快勝で熱いインタビューを見せてもらいたいものです。

 

 

最後に、

3.今年のキーマン

です。

 

今年のキーマンは宮吉選手を挙げたいと思います。

 

去年はキャプテンを担いながら、試合に絡めない時期があったり、試合に出ても消えている時間が多かったり、得点も期待された結果は出せませんでした。

 

しかし、今年は宮吉選手、いやミヤをキーマンに挙げたい!

 

ウタカ選手を中心としたときに、20代の選手でJ2・J1で二桁得点の実績がある選手がミヤ以外にいないからです!

 

最近では、ミヤがいるのは前線からの守備を安定させるためなど、守備面を評価する声や、FWとして批判的な声を聞きますが、サンガファンならほとんどの人がミヤに期待しているはず!

 

あのミヤのデビュー戦、2008年ガンバ大阪との試合で、フェルナンジーニョに代わり出てきたミヤのファーストタッチ

ドリブルで少し運んでからの林へのスルーパス

そして、解説:金田さんの「ハヤシ、決めてやらにゃ~」までは最高でした。

明るいサンガの未来を誰もが描いた瞬間だったのではないでしょうか。

 

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ミヤが二桁得点をとり、ウタカ選手が開始から70分、または後半途中出場で30分間をシーズン通してプレーできたときには、昇格の二文字が見えてくる気がする。

そんな開幕戦でした。

 

 

最後に、本多選手、はよ戻ってきて~。