【サンガを楽しむための】徳島ヴォルティス資料

サンガの試合をより楽しむため、対戦相手の徳島ヴォルティスを調べてみました。

 

【チーム状況】

昨年は4位でリーグ戦をフィニッシュし、J1参入POでは甲府、山形を退けて、J1湘南に挑むも1-1で引き分け、レギュレーションにより敗退し、今年もJ2を戦う。

今年こそJ1!と自動昇格をサンガと争うチーム

 

【監督】リカルド・ロドリゲス監督

2017年から指揮を執り、4季目を迎えるスペイン人監督、選手としては17歳の時に左膝前十字靭帯を断裂し、指導者の道を選んだ。大学ではスポーツ科学を専攻し、博士号も取得している知性をそなえた闘将。好きな(憧れの)監督はマンチェスター・シティーのグアルディオラ監督。

 

【主な選手の移籍】

out

・杉本 竜士選手

去年西京極でミドルをぶち込まれた選手、横浜FMに移籍してます。

・ヨルディ バイス選手

J2屈指の屈強なDF、今年は我らがサンガの選手です!

 

in

上福元 直人選手

ヴェルディから加入の、去年のJ2セーブ率1位のGKです。

でも大丈夫、サンガは去年7点取ってます。

 

垣田 裕暉選手

去年は鹿島からレンタルされてプレーしていた金沢の10番です。

187センチの屈強な身体を生かしたプレーは脅威で、昨年はPKを獲得されるなど苦しめられた選手です。

でも大丈夫、そのPKは加藤選手が止めています。

 

その他、詳しくはこちら⇒https://www.jsgoal.jp/transfer/2020/?c=tokushima

 

 

【徳島攻略ポイント】

1.GK上福元選手はいい選手、とにかくシュートを打つんだ!

第1節のハイライトと第2節の愛媛戦をフルで見ましたが、GKの上福元選手、非常にいい選手です。シュートへの反応が良く、身体能力の高さを感じます。

リモートマッチで愛媛戦を見ましたが、コーチングがよく聞こえるのも印象的でした。

 

しかし、この上福元選手から、我らがサンガは去年7点取っています。

昨年の得点シーン、2試合とも先取点は一美選手で、強引にシュートまで行った結果、リフレクションでゴールに入っていました。

リフレクションや、上福元選手が弾いたところを押し込むようなシーンが見られることを祈ります。

ミヤ(宮吉選手)!!シュートを打つんだ!ウタカ選手頼んだ!

 

※上福元選手、愛媛戦でポストで頭を打っています。90分フル出場していましたが、出てこないかもしれません。

 

2.前線からチームでハメてくる守備を潜り抜け!DFには隙がある!

徳島はチームとしての守備が非常にうまいです。

最終ラインにFWがプレッシャーをかけ、チームが連動してプレッシャーをかけてきます。おそらくバイス選手は少し窮屈なボール保持をさせられることが予想されます。

安藤選手や森脇選手がうまくサポートして、中盤、前線につなげ、荒木選手、飯田選手がサイドで相手選手と1対1に持ち込むシーンを増やせれば、勝機が見えてくるはずです!

 

徳島の最終ラインは開幕戦に先発した横浜FMから加入のドゥシャン選手がけがをしているらしく、愛媛戦を見る限り、高さや強さがなく付け入る隙がありそうです。

 

また、上福元選手と最終ラインのパス交換はねらい目です。

愛媛戦の決勝点も上福元選手からのパスを愛媛がカットしての得点でした。

サンガも去年ジュニーニョ選手がパスをかっさらって得点しています。

今年もありますよ。

 

3.中盤の岩尾選手、梶川選手は要注意!

ボランチの岩尾選手はサンガでいう庄司選手です。

長短のパスを織り交ぜてリズムを作ってきます。去年も絶妙なアシストを決められています。

中盤3枚、もしくは宮吉選手が下りてきて、マークにつかないと前線にいいパスが出てきそうな予感です。

 

梶川選手はCKのキッカーを務めます。

愛媛戦ではCKから3点取り、すべてキッカーは梶川選手です。得点につながったシーン以外にもCKは可能性を感じさせるシーンばかりでした。

愛媛のDFに高さはなかったので、古巣対戦となるバイス選手に活躍してもらいましょう!

 

4.垣田選手は強い!バイス選手、ガツンと行ってください!

開幕からの2試合で徳島は6点取っていますが、4点に垣田選手が絡んでいます。

身体が強く、ポストワークが安定しています。梶川選手のCKのターゲットとしても脅威です。

ここはバイス選手にマッチアップしてもらい、ガツンとやってもらいましょう!

 

この垣田選手、去年金沢とサンガが対戦した時は、うまくいかずにイライラして、確か本多選手に危険なタックルをしていた覚えがあります。別の意味でも怖い選手です。気を付けて!

 

 

 

【まとめ】

徳島はサンガと似たサッカーを志向するチームです。完成度は監督就任4季目の徳島と公式戦3試合目のサンガでは共通理解に差が出るかと思われます。

しかし、サンガはタレントが違います。ウタカ選手やバイス選手はJ2では反則級という認識で間違いないでしょう。サンガのストロングポイントを活かす戦いを、似たサッカーの相手だからこそ出してほしいと思います。

 

組織された徳島の前線からの守備を潜り抜けて、押し込む展開になれば、サイドの飯田選手や荒木選手を起点に得点が入るのではないかと思います。

 

競った試合が予想されますが、最後には古巣対戦となるバイス選手にCKを沈めてもらい、昇格するのは俺たちだ!という展開を祈ります。

 

がんばれ!サンガ!