第18節:vsザスパ草津群馬 ウイングバックの新しい形

決して内容は良くなかったですが、見事サンガ2連勝となりました!

 

若手の躍動に心躍った新潟戦よりも、いいサッカーで見ていて楽しかった大宮戦よりも、内容は面白くなくてもやっぱり勝利はうれしいですね!

 

 

内容は面白くなかったですが、2点ともウイングバック(以下:WB)を起点にゴールが決まったので、今日はサンガのWBについて書きたいと思います。

 

私のWBのイメージは、古い話ですが2003年天皇杯優勝時の右WB冨田選手、左WB鈴木慎吾選手です。

 

代表では、トルシエジャパンのフラットスリーのワイドの選手としての市川大祐選手や三都主選手もイメージが強いですね。

 

このような選手のイメージから、勝手に推進力があり、ドリブルで仕掛けられることがWBに求められる条件であり、實好監督の求めるWB像も勝手に出来上がっていました。

 

サンガであれば、推進力があってドリブルで仕掛けられる選手、つまり荒木選手、飯田選手がイメージに合致し、ファーストチョイスになるのは納得でした。

 

一方、開幕戦こそ先発を飾った黒木恭平選手ですが、コロナによる中断期間明けからはベンチやベンチ外の常連になっていました。

 

プレースタイルは、2019年の中田サンガのSBで見せたプレーから、

 

・攻守のバランスをとる◎

・ボールコントロールに優れ、パスを出せる

・ポジショニング◎

 

残念ながら、實好監督の求めるドリブルで仕掛けること、前への推進力はウィークポイントかなと思い、15節大宮戦で先発するまでは、力のある選手だけに夏に移籍かなとおもっていました。

 

しかししかし、15節大宮戦に先発すると、3試合連続で先発とレギュラーを取り返しました!すごい!

 

しかもドリブルで仕掛けたりするわけではなく、自らのプレースタイルを活かし、正確なパスで他の選手と協力して陣地を回復し、オープンスペースに駆け上がり、いてほしいところに顔を出してくれるではありませんか!

まさにポジショニングの巧って感じですね。

 

また、プレースキックも任され、バイス選手のサンガ初得点を演出するなど、セットプレーの得点への可能性が増したようにも思います。

 

チームとしても失点が減り、結果も戻ってきました。

 

今日の試合の2点目も、WBならタッチライン際までドリブルでえぐってクロス!

もしくは野田選手にアーリーピンポイントクロス!

とイメージしていましたが、早めにウタカ選手にグラウンダーの正確で速いパス!

意表を突かれました!

素晴らしい活躍だったと思います。

 

ベンチ外でも地道に努力を続け、先発を勝ち取り、自分らしく活躍しているなんて、なんとかっこいいんだ!と思う今日この頃です。

 

 

先制点は反対サイドの飯田選手の仕掛けから得点に至りました。

まさにドリブルで仕掛けてチャンスにつなげる、イメージどおりのWBの活躍!

 

前もブログに書きましたが、飯田選手はパーソナルカラーがウィンター(推測)なので、日差しや暑さには弱いので、クーラーがなくてもやっと寝れるようになってきた京都での活躍が待っていると思いますよ!

 

ケガが大事に至らないことを祈るばかりです。

 

特徴の異なる左右のWBにこれからも注目です!

 

負けるな荒木選手!

出てこい!上月選手!

もちろん石櫃先生も!

 

応援しています!