Awayヴァンフォーレ甲府戦、非常にタフな戦いになりそうです。
【甲府のチーム状況】
前節こそ岡山相手に引き分けたものの、それまでは3連勝中。
しかも連勝中には首位を走る北九州、2位の長崎と昇格のライバルに勝利を挙げています。
まさに好調なチームとサンガは戦うこととなりそうです。
【監督】伊藤 彰監督
鳥栖や徳島で選手として活躍し、2007年に現役を引退。
2017年に大宮アルディージャが渋谷監督4年目体制にJ1で低迷し、コーチから昇格してトップチーム監督に就任しましたが振るわず、シーズン残り3節を残して大宮アルディージャの監督を解任され、チームもそのままJ2へ降格しました。
もう大宮もJ2・3年生となりどっぷりJ2沼に浸かっていることを考えると、罪深いですね。
そして、監督の職業は大変だと改めて感じさせられます。
甲府では2018年12月に監督に就任し、就任2シーズン目。
コロナウィルスの影響を受ける特別な2020年シーズンは、多くの選手を使いうまくチームマネジメントをしている印象を受けます。
直近5試合のハイライトを見ましたが、誰がファーストチョイスなのか全くわからないくらいです。
【フォーメーション・内容】
サッカーの内容は今年のサンガに似ていて、3バックでボールを大事にするサッカーといった印象。
前線は3枚で厚みがあり、いろいろな選手が出場しており、サンガ戦にも誰が出てくるか予想がつきにくい印象ですが、一週間の間隔を空けての試合、昇格を争うサンガ相手ということもあり、ベストメンバーを揃えてくることが予想されます。
一応予想してみました。
【見どころ】
1.サイドの攻防
甲府の両サイドはかなり強烈です。
藤田選手はかなりキックの精度が高く、プレースキックも務めます。
左サイドの内田健太選手も推進力があり、クロスも正確です。
さらに左サイドのアタッカーの位置には聖澤選手が位置し、切れのあるドリブルはサンガの脅威となるでしょう。
サンガの右サイド、飯田選手には前節・琉球戦で沼田選手に攻守でかけた圧力を期待したいところです。
左サイドは守備から入ることが大切になると思います。
聖澤ー内田選手の作る縦のラインは黒木選手だけではなく、左のインサイドハーフ(福岡選手?)と左CBの選手(上夷選手?)3人で声を掛け合ってチームで守ってもらいたいですね。
個人的には本多選手に出てきてもらいところです。
2.古巣対戦組に期待
ウタカ選手・曾根田選手は古巣対戦となります。
昨年の甲府の中心選手だけに秘める思いはあるでしょうし、対戦選手の癖や特徴は熟知しているところと思うので、爆発してほしいところです。
特に曾根田選手、今シーズン初得点するなら甲府戦でしょう!
期待しましょう!
3.庄司選手の両脇のスペースを埋めるんだ!
相手の前線は3枚で、おそらく庄司選手の両脇のスペースに甲府のシャドーの2人がポジショニングしてくることが予想されます。
個人的には庄司選手、福岡選手のダブルボランチを解決策として希望しますが、實好監督は自分の考え・サッカーは曲げないでしょう。
ならば、両インサイドハーフがしっかりとポジショニングし、スペースを作らない、侵入させないようにしてもらいたいところです。
4.實好監督の采配・チームマネジメント
前回のブログで書いたとおり、サンガはいい試合をした後は大御所のようなサッカーをしがちな面が歴史的にあります。
是非、野田選手がインタビューで話してくれたとおり、いい姿勢で試合に入ってもらいたいと思います。
そのあたりのマネジメント、實好監督よろしくお願いします!
そして試合については、両チームともに守備が安定している(サンガは安定していると言い切れないが)ので、拮抗した試合が予想されます。
實好監督には、1点を取りに行くときに監督としてどうしたいのか、チームに刺激を与えるような交代策を見せてもらいたいです。
良し悪しは別として、6バックなど守りのメッセージは強いものを感じますが、劣勢時の交代については疑問符がついてしまいます。
誰かを右にもっていって、この選手をこうして、あーして・・・・・ではなく!
わかりやすさ!これが欲しい!
・李選手を投入して決定力にかける!
・ジュニーニョ選手をいれて前への推進力を作る
・荒木選手を投入してサイドの主導権を握る
などなど。
チームとしてどうしたいかがはっきりとわかるメッセージを期待します。
とりあえず、FWがサブに入っていますように・・・
それでは、4連勝期待しましょう!