第5節:vs ブラウブリッツ秋田 秋田ムキムキ説

遅くなりましたが、第5節のブラウブリッツ秋田戦について書こうかなと。

 

私は今回もDAZN観戦となりました。

 

サンガは水曜日に大宮との中断再試合を制し、日曜日に第5節の秋田戦となりフィジカル的に厳しい戦いとなりました。

 

それでも、昇格組の秋田との個人スキルの差は歴然で、同じスケジュールでやっていれば結果は違ったものになったかなと思います。

それでも負けは負け、切り替えて千葉戦に向かってほしいと思います。

 

それにしても、今回の秋田は素晴らしいチームだなと感じました。

 

個人的に感じた良かった点は大きく分けて3点

①フィジカル面の強化がされていること

②チームとしての意思統一がされていること

③「ひたむき」というフレーズがチームにしっくりしていること

 

①フィジカル面の強化がされていること

DAZN中継でも秋田はフィジカルを鍛えているとの情報があり、試合を見ていても明らかにサンガの選手よりも上半身が逞しく、気になったので調べてみました。

 

秋田戦のGKを除くフィールドプレイヤーの先発で見てみました。

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サンガの背番号23と9、バイス選手とウタカ選手が身長に対して体重があり、フィジカルで優れているのがよくわかります。

 

秋田の32番増田選手も2.29と驚異のフィジカルですが、やはり外国籍選手にはフィジカル面で助けられるのがJリーグなんでしょうね。

 

なので、外国籍助っ人二人を除いてみましてた。

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日本人のみにすると、秋田が身長で2センチ、体重で1.2キロ上回る結果となり、身長/体重はほとんど変わりなしといった結果になりました。

 

せっかく調べたのに、特に変わった数値が見つけられなかったので、J1王者川﨑フロンターレの直近の試合メンバーも知らべてみました。

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4番6番9番の2点台はジェジエウ、ジョアン・シミッチ、レアンドロ・ダミアンとやはり外国籍選手でした。

 

では、日本人選手ならどうなるか?

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身長は秋田が+0.9センチ、体重は秋田が+0.9キロ、身長/体重はサンガと同じ2.5で秋田が一番(2.49)

 

せっかく調べたので、多少ですが、やはり秋田はJ1川崎をも凌駕するフィジカルを持っていた!という結論にしておきましょう!

 

そして、外国籍選手はフィジカル面で間違いなくチームを助けてくれていて、サンガのセンターラインにはバイスとウタカという中心選手がいることを喜びましょう。

 

私が感じた秋田の胸筋ムキムキ説は、ユニホームメーカがATHLETAで、ピチッと感がプーマよりあるだけかもしれないですね。

 

でもやっぱりあのピチピチ感、鍛えられているなと感じさせられました。

 

 

②チームとしての意思統一がされていること

2点目はこれでもかというくらいのセーフティーな戦い方を実践している点が素晴らしいと感じました。

 

先制するまでは上がったサイドバックの裏に放り込み、サンガのミス待ち。

結果的には白井選手からボールを奪い先制点につなげています。

 

先制後は、とにかくマイボールにしたらボールをサイドラインに切る

サンガの最終ラインの裏に蹴りだす。

 

これまで長くサンガを見てきましたが、ここまで徹底的に意思統一している相手はなかったと思わされるほど、試合を切る、蹴りだして陣地を回復することが徹底されていて、まさにチームとして戦っているなと感じさせられました。

 

 

そして、③「ひたむき」というフレーズがチームにしっくりしていること

試合前の監督インタビューから「ひたむき」というワードを使われていて、吉田監督の受け答えも丁寧で、ひたむきさを既に体現されていました。

 

曺監督を「剛」とすれば、秋田の吉田監督のアプローチは「柔」、その柔らかく実直な姿勢は、選手にも伝わるだろうなと感じました。

 

正直、サンガにひたむきさってあんまり感じたことがないんですよね。

どこかエリートっぽさがあるというか、殿様サッカー的な部分があるというか。

 

秋田のチームで戦うぞ!絶対勝つぞ!みたいな部分はやはり曺監督に叩き込んでもらわないといけない部分かもしれないですね。

間違いなくサンガの悪しき伝統だと思うので。

 

 

さて、サンガとしては秋田のひたむきなプレーにゴールラインを割ることができず、悔しい敗戦となりましたが、昇格組の秋田を舐めていたわけではなく、中3日で迎えたフィジカルの差と、ちょっとしたミスが得点に直結してしまっています。

 

ジュビロ戦で中野克選手が泣き

大宮戦で荻原選手が泣き、

秋田戦で白井選手が泣いてはないが、同じようなミスを犯し・・・・

 

正直、うんざりな失点が続いていますし、プロが何試合も続けてビャービャー泣いてる状況に少し違和感を覚えます。

 

たぶんこの違和感はパワハラ問題を起こした曺監督が率いているだけに、余計に感じてしまうようにも思います。

 

個人のミスは責めても仕方がないので、ミスが起きてもチームで声を掛け合って同点、逆転につなげられるような強いチームになってほしいと思います。

 

泣いてないで自分で挽回してやろう!

ミスして交代させられそうになっても、自分が挽回するから試合に出させてくれ!

そんな意思表示を曺監督にできるようになっているころには、サンガも強くなっている気がします。

 

あともう1点、勝とう。

大宮戦もトータルで勝ったとはいえ、中断後からでは1-1の引き分けで何となく引き分け気分。

 

磐田に負け、大宮に勝ったけど晴れ晴れせず、秋田に負け、、、、、千葉に快勝して好循環のまわる4月の戦いにしてもらいたいと思います。

 

サンガ、がんばれーーー!!!