第15節:ぼろ負けして思うこと。

京都、0-2で敗戦。

 

1失点目、キッカー福村のセットプレーから失点。

まぁ元サンガ選手絡んでるし、サンガならそういうこともあるでしょう。

 

2失点目、ロスタイムにきれいに崩されて失点。

まぁサッカーならそういうこともあるでしょう。

 

いろいろと言いたいことはありますが、どんなチームにもここまではあり得る展開かと思います。

 

しかし、、、後半は何の策もなければ気持ちも見られず、ただただ見ていて辛かった。

 

後半の頭こそエンジンがかかっていましたが一時的、基本的には同点、もしくは勝っているかのようなだらだらとしたボール回し。

 

俺たちは経験豊富で強いんだから、若者ヴェルディ相手にどうして僕たちが必死にならないといけないんだい?みたいな。

 

水戸に引き分けた11節あたりから強く感じていた「チームの覇気のなさ」や、「劣勢時のお葬式状態」を心配していましたが、森脇選手の復帰でこの部分はV字回復するかと思いましたが、森脇選手も復帰から間もなく、自分のことで精いっぱいといった感じでした。

 

森脇選手の全体のプレーが悪かったわけではありませんが、交代直前のプレーも頭に描いているプレーに身体がついてきていないような感じだったので、早くコンディションを戻してほしいですね。

 

というよりも上夷、麻田、本多、、、、こんな状態の森脇選手を出さすなよ、、、

コンディション上げるために試合に出るんじゃないんやから!

 

というよりも實好監督!こんな状態の森脇選手を使うなよ!

ウイニングイレブンじゃないんやから、ケガから復帰=能力そのままってわけじゃないからね.......。

試合を通じてコンディションを上げさせたいのもわかるけど、森脇選手だって競争させないと!

 

 

 

とサンガが負けていろいろ言っていますが、森脇選手を起用するかどうかの細かい部分的な話がしたいのではなく、實好監督のチームマネジメント力を問いたいのです。

 

遡ること2節前、第13節のアルビレックス新潟戦では、中2日での試合ということもあり大半のメンバーを変えて、1-1で引き分けました。

 

試合戦術としては、最終ライン5枚と中盤4枚をきれいに並べ、ワントップ宮吉に前からの守備を徹底し、推測ですが監督の指示を全員が守り、規律をもって戦えた試合だったと感じています。

 

ウタカ選手のおかげで拾った勝ち点は数知れませんが、實好監督の手腕とチーム力が融合して勝ち取った勝ち点1だったと思います。

 

選手個人としてアピールに成功した選手も多々いました。

 

・抜群のボール奪取力を見せた川﨑選手

・川﨑選手とのダブルボランチとして機能した福岡選手

・前からの守備でチームに守備意識と安定をもたらした宮吉選手

・スタメンでこそ活きると感じさせた中川選手

・大器を予感させてくれた上月選手

 

新潟戦のメンバーで年間を戦っても厳しいとは思いましたが、これはチーム力が上がるなと感じさせてもらえました。

 

しかしなぜ實好監督、なぜこれだけの要因があってチームに活力を与えられない。

こんなに良い状態が新潟戦で作れたというのに。

人心掌握するにはこれ以上ない状況だというのに!

 

これまでの實好監督の傾向からして、1週間を空けての第15節ヴェルディ戦は完全なベストメンバーが組まれると選手もサポーターも感じていたでしょう。

 

チームに活力を与えたいなら、いくつか手は考えられます。

 

・庄司選手のアンカーから川崎選手と福岡選手のダブルボランチを組み込む

→庄司選手:やべぇ横パスしてる場合じゃねぇ!縦にいかなきゃ!サンガのセンターラインは俺!俺10番!

 

・左サイドの先発に上月選手を起用する

→荒木選手:やべぇ仕掛けなきゃ!自分で得点取らなきゃ!アシストしなきゃ!サブになったら何のために磐田から移籍してきたかわからんやん!先発で活躍したいから移籍してきたのに!やってやる!

 

・ウタカ選手をサブにしてみる

ウタカ選手:いやいや僕のチームだから!僕中心だから!守備してないとか得点王の僕には関係ないから!途中出場して試合決めて先発で使わせたるわい!守備はしないけどね。

 

・金久保選手に変えて谷内田選手を使う

金久保選手:自陣ではカッコつけずにしっかりつなぎ、ペナルティエリア内で他の選手との違い見せたるわい!

 

バイス選手をサブにしてみる

バイス選手:これはベテランだから気を遣ってもらった???いやいやバリバリ毎試合いけるっちゅーねん!いや待て、次の大宮戦が大事だからコンディション万全で挑めと?ありがてぇ大宮戦で攻守に暴れたるわい!

 

ってな感じで、もう前からちゃんと守備して、全員でゴールの意識をもって、俺(實好監督)のイメージ・規律を守らない選手は使わないからなっ!

 

と選手起用でメッセージを伝えればよかったんじゃない?と思ってしまします。

 

現実には人間関係やトレーニング、選手のパーソナリティやチームでの立場などもあり机上の空論ではありますが、監督なら選手のやる気や能力を最大限引き出すチームマネジメントを是非実践してもらいたいですし、目に見える手を打ってほしいです。

 

實好監督を見ていると、コーチからの昇格ということもあり選手との距離が近いように感じます。

 

チーム成績がいいときはオールOKですが、チームが良くない時には監督としての責任と自信をもって、チームをあるべき姿に導いてほしいと思います。

 

また、ぼろ負けした今日の試合のインタビューでもニヤニヤ、ふわふわした感じがありましたが、メディア対応も選手へのメッセージの場として有効に活用してもらいたいです。

 

次節は大宮戦、落とせません。

目の色が変わった選手たちが見たいです。カラーコンタクトとかではなく。

 

ただただ、応援しています。

よろしくお願いします。