【10/42節終了】盆にサンガを振り返る

仕事が忙しく、なかなかブログにサンガの試合のことを書けなかったので、盆休みを利用してサンガの10節を終えての振り返りと今後の展望を書きたいと思います。

 

せっかく前回の記事など、かなり閲覧いただいたのですが、コロナによる自粛生活から徐々にwith コロナの世の中になり、職場では人の入れ替わり、というか急に辞めて補充なしという状況もあって仕事が慌ただしく、マッチレポートなどが書けませんでした。

 

水曜日の試合は、疲れて帰って寝て、早朝に録画を見るというサポーターとして最善の行動とは言えず、反省しています。

 

リアルタイムでやっぱりみたいですね。

 

頑張って毎試合レポートを書ければと思っていますので、よろしくお願いします。

 

 

それでは振り返り、まずは實好監督について

 

10節を終えて5勝3分2敗の5位、自動昇格の2位と勝ち点1差

 

1年目の監督、昇格を狙うチームとしては上々のスタートと言えるのではないでしょうか。

 

實好監督のコメントやインタビューを見ていて、頻出するワードとして

 

・自分たちのサッカーをする

・ベーシックの部分を大切にする

 

の2つがいつも強調されています。

 

例えばこんな感じ

 

Q:相手への対策として、何か考えられていますか?

攻撃陣は強烈ですが、どのようなイメージを持たれていますか?

 

A:んーーーー相手もありますが、まずは自分たちのサッカーをして、

ベーシックの部分を大切にやりたいと思います。

 

質問に答えているようで、答えていない。

 

布部監督とは少し違う角度から不安にさせられる監督インタビューが続いていますが、脳ある鷹は爪を隠していると信じています。

 

個人的に終盤には6バックでなりふり構わず勝ちに行く采配をされるので、ポリシーを持った脳ある鷹に違いないと思っています。

信じたいですね!

 

チームマネジメントについては、センターラインのウタカー庄司ーバイス3選手は絶対的存在で、基本的にはベテラン中心に堅い試合がしたい印象を受けます。

 

当たり前のように連戦が続く中で、この3人をうまく休ませられるような

マネジメントが必要になってくると感じています。

 

おそらくバイスは警告で自動的に休めそうですが、ここまでの活躍からは

替わりの人材はいないなと感じさせられます。

 

バイス選手が不在時は、森脇選手の復帰でアンちゃんを3バックの真ん中に、左に本多選手が定石かと思いますが、最近出場機会を得ている麻田選手にも期待したいところです。

 

庄司選手のところには、昨年も庄司選手不在の穴を見事に埋めた福岡選手を一度使ってみて欲しいところですが、どちらかといえばメンバーを固定する實好監督には、なかなか勇気がいる判断になるのかなと思います。

 

直近の試合、特に10節のモンテディオ山形には、アンカーの庄司選手の脇を狙われているので、ダブルボランチのオプションを持つなど、解決策を示すべきタイミングにあるのではないかと思います。

 

負けてからでは遅い。

そして、今オプションを持つことで、シーズン終盤に勝つことができると思います。

 

そしてウタカ選手。

こちらは間違いなく替わりになる選手はいないですね。

モンテディオ山形戦の4得点、痺れました!

 

今年はコロナウィルスによる特別なシーズンです。

 

年齢だけで語るのはナンセンスですが、それでも36歳のウタカ選手をスタートから勝ちが見えるまで使い続けることは難しいように感じます。

 

実際に試合を見ていて終盤に身体が重そうに感じる場面もありましたしね。

 

ここは今年の特別措置である5人交代を存分に活かし、ウタカ選手を後半から投入するゲームプランを練るなど、勝てる實好采配を見たいところです。

 

 

続いて、10節を消化したところで、選手序列や各ポジションで求められる役割が見えてきました。

 

10節を終えての選手の序列を整理したいと思います。

 

まずはGKから。

1、若原

2、清水

3、加藤、太田

 

再開後の2節から、若原選手がレギュラーを掴みました。

清水選手としては初戦のトンネルが敗戦に繋がってしまいかわいそうなところもありますが、若原選手が安定したプレーでチームに貢献してくれている状況は嬉しい限りです。

 

 

続いては3バック

怪我中の森脇選手は別として、安藤選手、バイス選手、本多選手がファーストチョイス。

 

森脇選手が復帰したらどんな顔ぶれになるか楽しみです。

 

個人的には森脇選手の復帰により、庄司選手と森脇選手or安藤選手のダブルボランチを實好監督は考えているのではないかと考えています。

 

3バックのポジションは、試合終盤には石櫃選手が使われていることもあり、ベテランを中心にチームで最も安定し、層の厚いポジションかと思います。

 

次点では麻田選手が挙げられますが、なかなかレギュラーの壁は厚そうです。

頑張れ麻田選手!

 

 

続いてはウイングバックの右

 

飯田選手がレギュラーではありますが、最初の2、3節をピークに徐々に下がり調子なのが気になるところ。

 

これはかなり個人的な意見ですが、冗談ではなく、飯田選手のパーソナルカラーはおそらくウィンターなので、陽射し、ひいては暑さに弱いのかと思っています。

ずっと頼り切っていた石櫃選手の後継者問題が解決したかに思われただけに、奮起を期待したいところ。

 

そして、いつも頼りになる石櫃選手が次点ですが、ここはいつレギュラーを奪い返してもおかしくない状況かと思います。

チームに前への推進力をもたらす存在感と、アンちゃんのゴールをお膳立てしたプレースキックは魅力です。

 

契約後いきなり出場機会を得た長井選手も期待したいところです。

 

 

続いて、左のウイングバック

 

レギュラーは荒木選手、次点にジュニーニョ選手、そして黒木恭選手が続くといったところでしょうか。

 

荒木選手は素晴らしいドリブルで敵陣を切り裂き、強烈な個が売りですが、研究されてここ最近はあまりチャンスを作れていない印象を受けます。

 

ドリブルを始めると、相手チームが必ず1枚フォローに入っているのが辛いですね。

 

そして残念ながらシュート意識はあるも、精度があまり良くないのも気になるところ。

 

本多選手の助けを得ながら、苦手の守備で及第点の貢献ができているだけに、得意の攻撃で一皮剥けて欲しいと強く願います。

 

得点に直結するプレー、最後の質を求めたいですし、J2では無双して欲しいですね!

 

 

ジュニーニョ選手は他のポジションでも出場していますが、左WBでは2番手といったところでしょうか。

 

スピードを武器にいい活躍を見せてくれているだけに、結果が欲しいところ。

 

足下のつなぎが改善されればレギュラーも見えそうですが、あのスピードはサブとして重宝されるのも納得というところです。

 

黒木恭選手は残念ながらポジションがないですね。とても残念です。

 

昨年の安定したプレーを鑑みれば、移籍やむなしといったところでしょうか。

 

今の實好監督のサッカーではドリブルとスピードが武器ではないのはWBとしての序列が下がるのは致し方ないところ。

活躍できる力があるだけに残念です。

 

 

続いては庄司選手のアンカーのポジション。

 

ここは完全に庄司選手のポジションとなっていますね。

 

福岡選手を起用してみて欲しいですが、實好監督にその考えはなさそうです。

 

庄司選手に怪我のないことを祈りますし、繰り返しになりますが他のオプションをチームとして持って欲しいです。

 

 

続いてはインサイドハーフの左右のポジション。

このポジションは攻守両面での運動量が多く必要となり、総合的な力を求められているポジションであり、實好監督の中では守備ができることがレギュラーになる最低条件であるように見受けられます。

 

現在のファーストチョイスは金久保選手で、怪我の曽根田選手も復帰すれば先発で出てくるであろう存在といったところでしょうか。

 

直近では中野選手が次点で、モッタ選手、ジュニーニョ選手、福岡選手、中川選手あたりが一長一短があり、コンディション、戦況などにより監督が使い分けている状況かと思います。

 

個人的には得点に直結するプレーができる中川選手が守備の最低限のタスクをこなせるようになれば、レギュラー争いが面白くなってくるかなと思っています。

 

2年目のモッタ選手も期待したいですし、谷内田選手なんかにも試合に絡んできて欲しいですね。

 

 

そして悩ましき2トップ、というよりウタカ選手の相方探し。

 

それぞれの良い特徴としては、こんな感じでしょうか。

 

・得点力とポストの野田選手

 

・チームの潤滑油でウタカ選手と相性の良い宮吉選手

 

・スピードのジュニーニョ選手

 

・決定力と経験と実績の李選手

 

・若手の服部選手

 

 

少し気が引けますが悪い特徴としては

 

・守備センスがイマイチで、本当ははウタカ選手と争うべき野田選手

 

・決めてくれよ!宮吉選手

 

・2トップのレギュラーで出るには物足りないジュニーニョ選手

 

・コンディションはまだ出来上がらないのか!李選手

 

・未知数の服部選手

 

 

理想としては、ウタカ選手と宮吉選手が先発

 

ウタカ選手の周りを宮吉選手が動き回ってシーズンでウタカ選手の半分くらいの得点を取ってくれる。

 

疲れたウタカ選手と野田選手or李選手が交代

 

その後宮吉選手がジュニーニョ選手または余裕があれば服部選手と交代して経験を積む。

 

こんな青写真を描いたメンバー構成かと思います。

 

しかし蓋を開けてみると、宮吉選手が決めれず序列をどんどん落とし、、、、

 

野田選手が徳島戦で途中出場で結果を出して、直近ではレギュラーになっていますが、野田選手の問題ではなく、残念ながら絶対的存在のウタカ選手の相棒としては最適解ではない、、、、

 

ジュニーニョ選手は守備にも献身的ですが、独りよがりな守備で逆に穴になることもあるので不合格、、、

 

悩ましいですね。

 

實好監督の求める人材像としては、70分くらい後ろを意識しながら守備ができて、ウタカ選手をいつも見て引き立てられるけど、シーズン10点くらい取れる選手、ただしウタカ選手を超える得点力の場合は上記の限りではない。

 

こんな感じでしょうか。

 

個人的には、宮吉選手が適任かと思いますし、1点取るまで批判覚悟で使い続けて欲しかったですが、最近はベンチ外で、怪我でなければ序列はかなり下になってしまっているようです。

 

残念ですが補強、ですかね、、、、、。

 

長くなったので、時間があれば続きを別で書ければと思います。

 

最後になりますが、ウタカ選手の相方問題は深刻ですね。