サンガスタジアム初観戦レポートwithみたらし君

かなり更新が遅くなってしまいましたが、2020年9月26日、サンガ対大宮アルディージャ戦をうちの6歳の息子(以下、みたらし君)と見に行ってきました。

 

みたらし君は顔が真ん丸で餅に似ていて醤油好きなので、このブログ内の呼び名とします。

 

みたらし君と工事中に何度も足を運び、完成を楽しみにしていましたが、サンガファンでありながら、ここまで初参戦が遅れたのには深いわけがあります。

 

こけら落としセレッソ戦はスケジュールが合わず、コロナ明けは幼児であるみたらし君連れでの参戦はなかなか難しく、ようやくチャンスが回ってきての初参戦となりました。

 

試合内容は2-4の敗戦、心躍る前半と絶望の後半45分でした。

 

メインスタンドホーム側で観戦した我々親子からすると、すべて反対側のゴールで6ゴールが決まり、一喜一憂も難しく、絶望に拍車がかかる最悪の状況でした。

 

18:30キックオフということもあり、翌日疲れていたであろうみたらし君からは、「全然楽しくなかった。次は勝つなら行きたい。」と言われる始末。

 

その後、みたらし君から「行きたくはあるんだけどね!(照)」とフォローされる父親の悲しみと子どもの慈悲深さを感じた試合となりました。

 

私からもみたらし君へ、サンガサポはあの程度の悲惨な負け方を嘆いているようでは続けられないよ。と説いておきました。

 

サンガにはやく強くなってほしいものです。

サンガさん、みたらし君が小さい間にイイ思い出ください。

よろしくお願いします。

 

 

【スタジアムを巡ったので、写真とともにご紹介】

 

まずはサンガスタジアムを小雨が降る中、外周を一回りしてみました。

「SANGA STADIUM by KYOCERA」京セラのネーミングには感謝しかありませんね。

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1Fにはフードコートがあり、価格もぼったくり感がなく、そこそこにぎわっていました。

今回はお弁当を持参しましたが、次からはみたらし君もここでうどんでいいかって思えるような店内でした。

メニュー右下の「店長の気まぐれ」、気になりますね。

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スタジアムに入場!入った時の迫力は圧巻でした!

これがサンガサポ20年の悲願か!!!っと感激してしましました!

みたらし君も圧倒されて言葉を失っていました!

ぜひ一度はサンガを観ない京都市民の方にも体験してもらいたいと思いました!

本当に素晴らしいスタジアム!

Awayのスタジアムも多々伺いましたが、贔屓目なしでNo.1スタジアムと思います。

特に、規模感がちょうどいいなと感じました。

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その後、スタジアム内をみたらし君と1周してみました。

こんなに近い電光掲示板は初体験でした。

みたらし君に電光掲示板は赤・青・緑の色の3原色で構成されていることを実際に見せて教えることができて有意義でした。 

※肉眼では3原色がはっきりと見れました。

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トイレもきれいでした。

入り口と出口が指定され一方通行になっていて、コロナ対策がされていてました。

西京極を悪く言うわけではありませんが、虫がいないことに感動しました。

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コロナ対策のポスターがありました。

何年か後には懐かしい存在であってほしいですね。

ちなみにおしゃべり好きなみたらし君は、私の膝の上で90分間試合を見続けてくれました!感謝です!

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コトノちゃん、パーサ君をこの距離で撮影できました!

普通のiPhone(旧型SE)でこの写り!ピッチが近いことがお伝えできているでしょうか!

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試合が開始し、中川選手の12分の先制点、15分の追加点最高でした!

その時、みたらし君が「あのきれいな月を見てみ、、、あの月が消えたとき負けるだろう」と予言?的なことを言いました。こわっ!

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ハーフタイムの散水。

 一眼レフカメラが欲しくなるような、きれいな光景でした。

みたらし君も見とれていました。

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サンガポテトフライ400円をみたらし君に購入しました。

マクドのほうがおいしい」といわれたので、マクドのポテト190円(Lサイズ)との市場価値の違いや、需要と供給について説明してみました。

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亀岡駅への途中に噴水モニュメント的な遊び場がありました。

夏にサンガが勝ったら水浴びしよなっ!といったうちの子は最高です。

そして、これはオレ(みたらし)のお尻が持たへんかもしれん程の勢いやなっ!と言ったみたらし君もまた、うちの最高の息子です。

息子よ、水着の準備は任せておけ!サンガが勝ったらお尻が割れるまで水浴びしなっ!

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 その後、楽しく二人で帰りましたが、 この時、月は見えませんでした。

 

以上、辛い辛いサンガスタジアム初観戦レポートでした。

實好サッカー=ポジショニングサッカー?

サンガのチームとしてのバランスが素晴らしかった!

 

磐田戦以来、久々に試合を通してやりたいことができた試合だったのではないでしょうか。

 

パスサッカーやショートカウンターなど、わかりやすいサッカーではないけれど、實好監督のサッカーはこれでしょうね。

 

あえて言語化するなら、「ポジショニングサッカー」

 

然るべき時に正しいポジションに戻っている。

 

然るべきコースにパスコースをチームで作る。

 

然るべきプレーをチームで共有し、前から行くのか、後ろで待ち受けるのか。

 

それができるポジションを正しく取る。

これが實好サッカーかなと。

 

いやチームとして当たり前やん!!

 

いや、そこを突き詰めるのが實好サッカー、ポジショニングサッカー。

 

ありがとう!素晴らしい勝利でした!

 

 

あと勝利と共に嬉しいことが1点。

 

今日は完勝で3連勝を決めましたが、サンガは良い試合をした後は高確率でダラダラとした大御所サッカーを歴史的にしてしまっています。

 

しかし、野田選手のインタビューで.

 

「次の試合にいい姿勢で向かっていきたいです。」

 

と締めくくってくれました!

 

2位長崎とは8ポイント差、チャレンジャーとしていい姿勢で4連勝を掴み取ってもらいたいです。

 

 

最後に個人的にですが、

 

アシストを決めた飯田選手、このブログで何度か書いていたとおり、パーソナルカラーwinterにより涼しくなったら活躍する説が立証されてよかったです。

 

次もよろしくお願いします!

 

 

 

第18節:vsザスパ草津群馬 ウイングバックの新しい形

決して内容は良くなかったですが、見事サンガ2連勝となりました!

 

若手の躍動に心躍った新潟戦よりも、いいサッカーで見ていて楽しかった大宮戦よりも、内容は面白くなくてもやっぱり勝利はうれしいですね!

 

 

内容は面白くなかったですが、2点ともウイングバック(以下:WB)を起点にゴールが決まったので、今日はサンガのWBについて書きたいと思います。

 

私のWBのイメージは、古い話ですが2003年天皇杯優勝時の右WB冨田選手、左WB鈴木慎吾選手です。

 

代表では、トルシエジャパンのフラットスリーのワイドの選手としての市川大祐選手や三都主選手もイメージが強いですね。

 

このような選手のイメージから、勝手に推進力があり、ドリブルで仕掛けられることがWBに求められる条件であり、實好監督の求めるWB像も勝手に出来上がっていました。

 

サンガであれば、推進力があってドリブルで仕掛けられる選手、つまり荒木選手、飯田選手がイメージに合致し、ファーストチョイスになるのは納得でした。

 

一方、開幕戦こそ先発を飾った黒木恭平選手ですが、コロナによる中断期間明けからはベンチやベンチ外の常連になっていました。

 

プレースタイルは、2019年の中田サンガのSBで見せたプレーから、

 

・攻守のバランスをとる◎

・ボールコントロールに優れ、パスを出せる

・ポジショニング◎

 

残念ながら、實好監督の求めるドリブルで仕掛けること、前への推進力はウィークポイントかなと思い、15節大宮戦で先発するまでは、力のある選手だけに夏に移籍かなとおもっていました。

 

しかししかし、15節大宮戦に先発すると、3試合連続で先発とレギュラーを取り返しました!すごい!

 

しかもドリブルで仕掛けたりするわけではなく、自らのプレースタイルを活かし、正確なパスで他の選手と協力して陣地を回復し、オープンスペースに駆け上がり、いてほしいところに顔を出してくれるではありませんか!

まさにポジショニングの巧って感じですね。

 

また、プレースキックも任され、バイス選手のサンガ初得点を演出するなど、セットプレーの得点への可能性が増したようにも思います。

 

チームとしても失点が減り、結果も戻ってきました。

 

今日の試合の2点目も、WBならタッチライン際までドリブルでえぐってクロス!

もしくは野田選手にアーリーピンポイントクロス!

とイメージしていましたが、早めにウタカ選手にグラウンダーの正確で速いパス!

意表を突かれました!

素晴らしい活躍だったと思います。

 

ベンチ外でも地道に努力を続け、先発を勝ち取り、自分らしく活躍しているなんて、なんとかっこいいんだ!と思う今日この頃です。

 

 

先制点は反対サイドの飯田選手の仕掛けから得点に至りました。

まさにドリブルで仕掛けてチャンスにつなげる、イメージどおりのWBの活躍!

 

前もブログに書きましたが、飯田選手はパーソナルカラーがウィンター(推測)なので、日差しや暑さには弱いので、クーラーがなくてもやっと寝れるようになってきた京都での活躍が待っていると思いますよ!

 

ケガが大事に至らないことを祈るばかりです。

 

特徴の異なる左右のWBにこれからも注目です!

 

負けるな荒木選手!

出てこい!上月選手!

もちろん石櫃先生も!

 

応援しています!

 

第15節:ぼろ負けして思うこと。

京都、0-2で敗戦。

 

1失点目、キッカー福村のセットプレーから失点。

まぁ元サンガ選手絡んでるし、サンガならそういうこともあるでしょう。

 

2失点目、ロスタイムにきれいに崩されて失点。

まぁサッカーならそういうこともあるでしょう。

 

いろいろと言いたいことはありますが、どんなチームにもここまではあり得る展開かと思います。

 

しかし、、、後半は何の策もなければ気持ちも見られず、ただただ見ていて辛かった。

 

後半の頭こそエンジンがかかっていましたが一時的、基本的には同点、もしくは勝っているかのようなだらだらとしたボール回し。

 

俺たちは経験豊富で強いんだから、若者ヴェルディ相手にどうして僕たちが必死にならないといけないんだい?みたいな。

 

水戸に引き分けた11節あたりから強く感じていた「チームの覇気のなさ」や、「劣勢時のお葬式状態」を心配していましたが、森脇選手の復帰でこの部分はV字回復するかと思いましたが、森脇選手も復帰から間もなく、自分のことで精いっぱいといった感じでした。

 

森脇選手の全体のプレーが悪かったわけではありませんが、交代直前のプレーも頭に描いているプレーに身体がついてきていないような感じだったので、早くコンディションを戻してほしいですね。

 

というよりも上夷、麻田、本多、、、、こんな状態の森脇選手を出さすなよ、、、

コンディション上げるために試合に出るんじゃないんやから!

 

というよりも實好監督!こんな状態の森脇選手を使うなよ!

ウイニングイレブンじゃないんやから、ケガから復帰=能力そのままってわけじゃないからね.......。

試合を通じてコンディションを上げさせたいのもわかるけど、森脇選手だって競争させないと!

 

 

 

とサンガが負けていろいろ言っていますが、森脇選手を起用するかどうかの細かい部分的な話がしたいのではなく、實好監督のチームマネジメント力を問いたいのです。

 

遡ること2節前、第13節のアルビレックス新潟戦では、中2日での試合ということもあり大半のメンバーを変えて、1-1で引き分けました。

 

試合戦術としては、最終ライン5枚と中盤4枚をきれいに並べ、ワントップ宮吉に前からの守備を徹底し、推測ですが監督の指示を全員が守り、規律をもって戦えた試合だったと感じています。

 

ウタカ選手のおかげで拾った勝ち点は数知れませんが、實好監督の手腕とチーム力が融合して勝ち取った勝ち点1だったと思います。

 

選手個人としてアピールに成功した選手も多々いました。

 

・抜群のボール奪取力を見せた川﨑選手

・川﨑選手とのダブルボランチとして機能した福岡選手

・前からの守備でチームに守備意識と安定をもたらした宮吉選手

・スタメンでこそ活きると感じさせた中川選手

・大器を予感させてくれた上月選手

 

新潟戦のメンバーで年間を戦っても厳しいとは思いましたが、これはチーム力が上がるなと感じさせてもらえました。

 

しかしなぜ實好監督、なぜこれだけの要因があってチームに活力を与えられない。

こんなに良い状態が新潟戦で作れたというのに。

人心掌握するにはこれ以上ない状況だというのに!

 

これまでの實好監督の傾向からして、1週間を空けての第15節ヴェルディ戦は完全なベストメンバーが組まれると選手もサポーターも感じていたでしょう。

 

チームに活力を与えたいなら、いくつか手は考えられます。

 

・庄司選手のアンカーから川崎選手と福岡選手のダブルボランチを組み込む

→庄司選手:やべぇ横パスしてる場合じゃねぇ!縦にいかなきゃ!サンガのセンターラインは俺!俺10番!

 

・左サイドの先発に上月選手を起用する

→荒木選手:やべぇ仕掛けなきゃ!自分で得点取らなきゃ!アシストしなきゃ!サブになったら何のために磐田から移籍してきたかわからんやん!先発で活躍したいから移籍してきたのに!やってやる!

 

・ウタカ選手をサブにしてみる

ウタカ選手:いやいや僕のチームだから!僕中心だから!守備してないとか得点王の僕には関係ないから!途中出場して試合決めて先発で使わせたるわい!守備はしないけどね。

 

・金久保選手に変えて谷内田選手を使う

金久保選手:自陣ではカッコつけずにしっかりつなぎ、ペナルティエリア内で他の選手との違い見せたるわい!

 

バイス選手をサブにしてみる

バイス選手:これはベテランだから気を遣ってもらった???いやいやバリバリ毎試合いけるっちゅーねん!いや待て、次の大宮戦が大事だからコンディション万全で挑めと?ありがてぇ大宮戦で攻守に暴れたるわい!

 

ってな感じで、もう前からちゃんと守備して、全員でゴールの意識をもって、俺(實好監督)のイメージ・規律を守らない選手は使わないからなっ!

 

と選手起用でメッセージを伝えればよかったんじゃない?と思ってしまします。

 

現実には人間関係やトレーニング、選手のパーソナリティやチームでの立場などもあり机上の空論ではありますが、監督なら選手のやる気や能力を最大限引き出すチームマネジメントを是非実践してもらいたいですし、目に見える手を打ってほしいです。

 

實好監督を見ていると、コーチからの昇格ということもあり選手との距離が近いように感じます。

 

チーム成績がいいときはオールOKですが、チームが良くない時には監督としての責任と自信をもって、チームをあるべき姿に導いてほしいと思います。

 

また、ぼろ負けした今日の試合のインタビューでもニヤニヤ、ふわふわした感じがありましたが、メディア対応も選手へのメッセージの場として有効に活用してもらいたいです。

 

次節は大宮戦、落とせません。

目の色が変わった選手たちが見たいです。カラーコンタクトとかではなく。

 

ただただ、応援しています。

よろしくお願いします。

【10/42節終了】盆にサンガを振り返る

仕事が忙しく、なかなかブログにサンガの試合のことを書けなかったので、盆休みを利用してサンガの10節を終えての振り返りと今後の展望を書きたいと思います。

 

せっかく前回の記事など、かなり閲覧いただいたのですが、コロナによる自粛生活から徐々にwith コロナの世の中になり、職場では人の入れ替わり、というか急に辞めて補充なしという状況もあって仕事が慌ただしく、マッチレポートなどが書けませんでした。

 

水曜日の試合は、疲れて帰って寝て、早朝に録画を見るというサポーターとして最善の行動とは言えず、反省しています。

 

リアルタイムでやっぱりみたいですね。

 

頑張って毎試合レポートを書ければと思っていますので、よろしくお願いします。

 

 

それでは振り返り、まずは實好監督について

 

10節を終えて5勝3分2敗の5位、自動昇格の2位と勝ち点1差

 

1年目の監督、昇格を狙うチームとしては上々のスタートと言えるのではないでしょうか。

 

實好監督のコメントやインタビューを見ていて、頻出するワードとして

 

・自分たちのサッカーをする

・ベーシックの部分を大切にする

 

の2つがいつも強調されています。

 

例えばこんな感じ

 

Q:相手への対策として、何か考えられていますか?

攻撃陣は強烈ですが、どのようなイメージを持たれていますか?

 

A:んーーーー相手もありますが、まずは自分たちのサッカーをして、

ベーシックの部分を大切にやりたいと思います。

 

質問に答えているようで、答えていない。

 

布部監督とは少し違う角度から不安にさせられる監督インタビューが続いていますが、脳ある鷹は爪を隠していると信じています。

 

個人的に終盤には6バックでなりふり構わず勝ちに行く采配をされるので、ポリシーを持った脳ある鷹に違いないと思っています。

信じたいですね!

 

チームマネジメントについては、センターラインのウタカー庄司ーバイス3選手は絶対的存在で、基本的にはベテラン中心に堅い試合がしたい印象を受けます。

 

当たり前のように連戦が続く中で、この3人をうまく休ませられるような

マネジメントが必要になってくると感じています。

 

おそらくバイスは警告で自動的に休めそうですが、ここまでの活躍からは

替わりの人材はいないなと感じさせられます。

 

バイス選手が不在時は、森脇選手の復帰でアンちゃんを3バックの真ん中に、左に本多選手が定石かと思いますが、最近出場機会を得ている麻田選手にも期待したいところです。

 

庄司選手のところには、昨年も庄司選手不在の穴を見事に埋めた福岡選手を一度使ってみて欲しいところですが、どちらかといえばメンバーを固定する實好監督には、なかなか勇気がいる判断になるのかなと思います。

 

直近の試合、特に10節のモンテディオ山形には、アンカーの庄司選手の脇を狙われているので、ダブルボランチのオプションを持つなど、解決策を示すべきタイミングにあるのではないかと思います。

 

負けてからでは遅い。

そして、今オプションを持つことで、シーズン終盤に勝つことができると思います。

 

そしてウタカ選手。

こちらは間違いなく替わりになる選手はいないですね。

モンテディオ山形戦の4得点、痺れました!

 

今年はコロナウィルスによる特別なシーズンです。

 

年齢だけで語るのはナンセンスですが、それでも36歳のウタカ選手をスタートから勝ちが見えるまで使い続けることは難しいように感じます。

 

実際に試合を見ていて終盤に身体が重そうに感じる場面もありましたしね。

 

ここは今年の特別措置である5人交代を存分に活かし、ウタカ選手を後半から投入するゲームプランを練るなど、勝てる實好采配を見たいところです。

 

 

続いて、10節を消化したところで、選手序列や各ポジションで求められる役割が見えてきました。

 

10節を終えての選手の序列を整理したいと思います。

 

まずはGKから。

1、若原

2、清水

3、加藤、太田

 

再開後の2節から、若原選手がレギュラーを掴みました。

清水選手としては初戦のトンネルが敗戦に繋がってしまいかわいそうなところもありますが、若原選手が安定したプレーでチームに貢献してくれている状況は嬉しい限りです。

 

 

続いては3バック

怪我中の森脇選手は別として、安藤選手、バイス選手、本多選手がファーストチョイス。

 

森脇選手が復帰したらどんな顔ぶれになるか楽しみです。

 

個人的には森脇選手の復帰により、庄司選手と森脇選手or安藤選手のダブルボランチを實好監督は考えているのではないかと考えています。

 

3バックのポジションは、試合終盤には石櫃選手が使われていることもあり、ベテランを中心にチームで最も安定し、層の厚いポジションかと思います。

 

次点では麻田選手が挙げられますが、なかなかレギュラーの壁は厚そうです。

頑張れ麻田選手!

 

 

続いてはウイングバックの右

 

飯田選手がレギュラーではありますが、最初の2、3節をピークに徐々に下がり調子なのが気になるところ。

 

これはかなり個人的な意見ですが、冗談ではなく、飯田選手のパーソナルカラーはおそらくウィンターなので、陽射し、ひいては暑さに弱いのかと思っています。

ずっと頼り切っていた石櫃選手の後継者問題が解決したかに思われただけに、奮起を期待したいところ。

 

そして、いつも頼りになる石櫃選手が次点ですが、ここはいつレギュラーを奪い返してもおかしくない状況かと思います。

チームに前への推進力をもたらす存在感と、アンちゃんのゴールをお膳立てしたプレースキックは魅力です。

 

契約後いきなり出場機会を得た長井選手も期待したいところです。

 

 

続いて、左のウイングバック

 

レギュラーは荒木選手、次点にジュニーニョ選手、そして黒木恭選手が続くといったところでしょうか。

 

荒木選手は素晴らしいドリブルで敵陣を切り裂き、強烈な個が売りですが、研究されてここ最近はあまりチャンスを作れていない印象を受けます。

 

ドリブルを始めると、相手チームが必ず1枚フォローに入っているのが辛いですね。

 

そして残念ながらシュート意識はあるも、精度があまり良くないのも気になるところ。

 

本多選手の助けを得ながら、苦手の守備で及第点の貢献ができているだけに、得意の攻撃で一皮剥けて欲しいと強く願います。

 

得点に直結するプレー、最後の質を求めたいですし、J2では無双して欲しいですね!

 

 

ジュニーニョ選手は他のポジションでも出場していますが、左WBでは2番手といったところでしょうか。

 

スピードを武器にいい活躍を見せてくれているだけに、結果が欲しいところ。

 

足下のつなぎが改善されればレギュラーも見えそうですが、あのスピードはサブとして重宝されるのも納得というところです。

 

黒木恭選手は残念ながらポジションがないですね。とても残念です。

 

昨年の安定したプレーを鑑みれば、移籍やむなしといったところでしょうか。

 

今の實好監督のサッカーではドリブルとスピードが武器ではないのはWBとしての序列が下がるのは致し方ないところ。

活躍できる力があるだけに残念です。

 

 

続いては庄司選手のアンカーのポジション。

 

ここは完全に庄司選手のポジションとなっていますね。

 

福岡選手を起用してみて欲しいですが、實好監督にその考えはなさそうです。

 

庄司選手に怪我のないことを祈りますし、繰り返しになりますが他のオプションをチームとして持って欲しいです。

 

 

続いてはインサイドハーフの左右のポジション。

このポジションは攻守両面での運動量が多く必要となり、総合的な力を求められているポジションであり、實好監督の中では守備ができることがレギュラーになる最低条件であるように見受けられます。

 

現在のファーストチョイスは金久保選手で、怪我の曽根田選手も復帰すれば先発で出てくるであろう存在といったところでしょうか。

 

直近では中野選手が次点で、モッタ選手、ジュニーニョ選手、福岡選手、中川選手あたりが一長一短があり、コンディション、戦況などにより監督が使い分けている状況かと思います。

 

個人的には得点に直結するプレーができる中川選手が守備の最低限のタスクをこなせるようになれば、レギュラー争いが面白くなってくるかなと思っています。

 

2年目のモッタ選手も期待したいですし、谷内田選手なんかにも試合に絡んできて欲しいですね。

 

 

そして悩ましき2トップ、というよりウタカ選手の相方探し。

 

それぞれの良い特徴としては、こんな感じでしょうか。

 

・得点力とポストの野田選手

 

・チームの潤滑油でウタカ選手と相性の良い宮吉選手

 

・スピードのジュニーニョ選手

 

・決定力と経験と実績の李選手

 

・若手の服部選手

 

 

少し気が引けますが悪い特徴としては

 

・守備センスがイマイチで、本当ははウタカ選手と争うべき野田選手

 

・決めてくれよ!宮吉選手

 

・2トップのレギュラーで出るには物足りないジュニーニョ選手

 

・コンディションはまだ出来上がらないのか!李選手

 

・未知数の服部選手

 

 

理想としては、ウタカ選手と宮吉選手が先発

 

ウタカ選手の周りを宮吉選手が動き回ってシーズンでウタカ選手の半分くらいの得点を取ってくれる。

 

疲れたウタカ選手と野田選手or李選手が交代

 

その後宮吉選手がジュニーニョ選手または余裕があれば服部選手と交代して経験を積む。

 

こんな青写真を描いたメンバー構成かと思います。

 

しかし蓋を開けてみると、宮吉選手が決めれず序列をどんどん落とし、、、、

 

野田選手が徳島戦で途中出場で結果を出して、直近ではレギュラーになっていますが、野田選手の問題ではなく、残念ながら絶対的存在のウタカ選手の相棒としては最適解ではない、、、、

 

ジュニーニョ選手は守備にも献身的ですが、独りよがりな守備で逆に穴になることもあるので不合格、、、

 

悩ましいですね。

 

實好監督の求める人材像としては、70分くらい後ろを意識しながら守備ができて、ウタカ選手をいつも見て引き立てられるけど、シーズン10点くらい取れる選手、ただしウタカ選手を超える得点力の場合は上記の限りではない。

 

こんな感じでしょうか。

 

個人的には、宮吉選手が適任かと思いますし、1点取るまで批判覚悟で使い続けて欲しかったですが、最近はベンチ外で、怪我でなければ序列はかなり下になってしまっているようです。

 

残念ですが補強、ですかね、、、、、。

 

長くなったので、時間があれば続きを別で書ければと思います。

 

最後になりますが、ウタカ選手の相方問題は深刻ですね。

第2節 京都サンガF.C vs ジュビロ磐田@サンガスタジアム

サンガのある週末がようやく帰ってきましたね。

 

コロナ後の再開が昇格候補のジュビロとの試合で2連敗になるのでは、、、と心配していましたが、2-0での勝利で、内容もあり、今年こそと期待の持てる試合だったのではないでしょうか。

 

リモート試合(無観客)での開催となりましたが、森脇選手を中心とした得点後のパフォーマンスは、スタジアムに行きたい!と強く感じさせてもらえました。 

 

試合の勝因としては、システムを3-5-2としてチームで非常に整備された戦いができていた点が、大きいと思います。

 

ワイドの荒木選手と飯田選手が攻撃時はしっかりと高い位置で組み立てに参加し、守備時には5-3-2となって5枚のラインを引く

 

KBS京都の解説の美尾さんも褒めていらっしゃいましたが、中盤3枚(曽根田選手、庄司選手、金久保選手)のスライドの早さは、しっかりと意識づけされているように感じました。

 

特に金久保選手は1点目のアシストはもちろん、素早い寄せでチームに1点目を取った後も下がることなく前から行く意識をもたらしてくれたなと思います。

 

 

前線のウタカ選手と宮吉選手の関係も非常に良好に感じました。

 

2点目の関係性もよかったですが、宮吉選手の守備も含めてチームに貢献できる部分がウタカ選手の守備の負担を減らし、チームとしての流れを作れていたように思います。

 

最終ラインは、バイス選手がどっしりと中央に構えて、クロスを跳ね返し続け、森脇選手と安藤選手も攻撃時には組み立てに参加、守備時にはしっかりとワイドのカバーをし、最高の出来だったのではないでしょうか。

 

安藤選手は足元のうまさが光っていましたね。

新卒で関西大学から入団してくれた時から考えると、チームを渡り歩き経験を積み、サンガに帰ってきて、チームをひっぱる姿に感謝を感じずにはいられません。

 

アンちゃんありがとう!

 

 

適材適所の人選で、3-5-2のシステムがチームとして非常に機能したいい試合でした。

 

途中から出てきた福岡選手やジュニーニョ選手も、今日の先発で出た選手と替わって出ても同じような試合ができるように感じました。

 

でもやっぱりウタカ選手が先取点を取ってくれたからこその今日の安定した試合だったかと思います。

 

今後は、ウタカ選手以外がどれだけゴールをとれるかが、昇格へのカギになってくるのではないでしょうか。

 

いやしかし、楽しかった!

 

 

あと個人的に、サンガのいいところを言ってくれる美尾さんの解説がホーム感があってよかったので、引き続きよろしくお願いします。

第1節 京都サンガF.C vs レノファ山口F.C@維新みらいふスタジアム  

開幕節、今年はレノファ山口と対戦です。

 

子育て中の私は、なかなか財布や家庭と折り合いがつかず、

ダゾーン録画観戦でした。

 

結果は1-0で敗戦。残念!

新生實好サンガは勝ち点3スタートを切れませんでした。

 

もちろん勝ちたい試合でしたが、長いシーズンを考えれば、

まだまだこれからといったところでしょうか。

 

今回は振り返りとして、個人的に山口戦でみたかった点と、それに対する簡単な感想を。

 

【振り返りポイント】

1.新加入選手、どうなん?

2.実好監督、どんな感じ?

3.今年のキーマン

 

1.新加入選手、どうなん?

・ピーターウタカ選手

J1昇格を狙うために活躍してもらわないと困る選手、間違いなく今年の中心選手だと認識させられました。

去年の一美選手が担ったワントップを見事にこなしてくれていました。

ボールタッチが柔らかく、自分だけでなく周りも活かせるいい選手

 

プレーイメージは、一美選手が「剛」とすれば、ウタカ選手は「柔」

ワンタッチではたくプレーが随所に見られ、効果的でした。

 

マイナス点を挙げるとすると、

・裏を取れているシーンが多かったが、パスが出てこない

・70分くらいから動きが少ない

 

どちらもチームとして改善の必要があるかなという印象です。

 

・ヨルディバイス選手

守備はもう少し見てみないとわからないが、CKのターゲットとして期待が持てた。

センターラインをぜひ引き締めてほしい!

 

森脇良太選手

J1浦和から来てくれた選手。

開幕前からSNSなどからムードメーカーとしての役割を果たしてくれているのは

ヒシヒシと伝わって来ている。

おとなしいイメージのサンガには本当にありがたい!

 

プレーは3バックの右で攻撃的な選手のイメージだが、今日の試合では4バックに変更後はCBとして奮闘してくれました。

イエローカードをもらうなど、どこかチグハグした印象だったので、

チームとしての最適解を早めに見つけてほしい。

 

・飯田貴敬選手

清水から移籍の選手

サンガよ、はよJ1上がってくれ.........。

若いJ1の選手がわからんよ.......。

 

右のWGとしてプレーし、4バック変更後は右SBとしてプレー

前半はチームとして下がり目でプレーしたらしいが、後半の攻撃力は迫力があった。

 

サンガの右SBといえば石櫃選手だが、彼も30代後半。

ようやく「右SB石櫃選手の替えが利かない問題」が解決した印象。

ビツさんも若手に負けずに出てきてほしい!

 

・中川風希選手

もともと琉球にいた選手で、前所属は横浜FM

プレシーズンマッチセレッソ戦もスタメンで出てたけど、ちょっとまだわからない。

もう少し見てみたい選手。

 

・曾根田譲選手

甲府から移籍の選手

ウタカ選手との連携が素晴らしく、去年サンガもやられたので印象に残っている。

残念ながら4バック変更後の左サイドハーフは適正ではないことがわかった試合。

ウタカ選手の近くでプレーさせてあげられるように、チームとして動いてほしい。

 

李忠成選手

元日本代表

ぜひコンディションを上げて大活躍してほしい!

 

 

2.実好監督、どんな感じ?

ガンバ大阪のアカデミー監督、ヘッドコーチからの昇格監督ということでしたが、

正直不安を感じた試合となりました。

 

私が不安を感じたポイントは2つ

・インタビューの雰囲気

・戦術の一貫性の欠如

 

まずはインタビューについて

ダゾーン観戦した人は、ある人を想起したのではないでしょうか。

 

そう、布部前監督です。

 

布部監督の場合は、精神論や的外れな受け答え、角を取るサッカー発言に不安を覚えましたが、

實好監督には、なんでしょう、、、浮遊感とでも言いましょうか。

 

開幕戦・初インタビューに対する緊張からくるもの?

でもなさそうな、なんとなく発言・態度が軽い感じがして不安を覚えました。

 

サンガファンなら忘れもしない暗黒時代が布部政権です。

二の舞にならないことを切に願うばかりです。

 

※和田監督やバドゥ監督もひどかったですが、

和田監督にはサポーターに「この人大丈夫かな.......」と母性を引き出す力が

バドゥ監督には絶望の中にポップさがあったように思います。

 

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また、対戦相手の霜田監督がしっかりしたインタビューだったので、余計に不安を感じただけ。そう思いたいものです。

 

もう一点の戦術の一貫性の欠如については、

前任の中田一三監督に一貫性やこだわりがあったことに去年一年間で慣れてしまい、

自分の感覚がおかしい可能性もありますが、練習でやったことのないフォーメーション(4-4-2)を

 

實好監督コメント:

「チュンソンとウタカがあそこに2枚いれば、相手にとっても怖いのでね」

 

という理由だけで、開幕戦からしてしまうあたりに不安を覚えました。

フロントから今日負けたら解任とでも言われているような監督の采配にうつりました。

 

ただ、後半の入りなどいいサッカーをしていたし、シュートも打てていておもしろい試合ではありました。

また、1-0で負けている状態で後半相手が引いてきたことに対する対策として、練習はしてないけど、得点を取るために2枚FWを置いたと考えれば、柔軟な監督だとも捉えられます。

 

期待しましょう!

 

新型コロナウィルスで次の試合がいつになるかわかりませんが、

次の試合では不安を払拭する快勝で熱いインタビューを見せてもらいたいものです。

 

 

最後に、

3.今年のキーマン

です。

 

今年のキーマンは宮吉選手を挙げたいと思います。

 

去年はキャプテンを担いながら、試合に絡めない時期があったり、試合に出ても消えている時間が多かったり、得点も期待された結果は出せませんでした。

 

しかし、今年は宮吉選手、いやミヤをキーマンに挙げたい!

 

ウタカ選手を中心としたときに、20代の選手でJ2・J1で二桁得点の実績がある選手がミヤ以外にいないからです!

 

最近では、ミヤがいるのは前線からの守備を安定させるためなど、守備面を評価する声や、FWとして批判的な声を聞きますが、サンガファンならほとんどの人がミヤに期待しているはず!

 

あのミヤのデビュー戦、2008年ガンバ大阪との試合で、フェルナンジーニョに代わり出てきたミヤのファーストタッチ

ドリブルで少し運んでからの林へのスルーパス

そして、解説:金田さんの「ハヤシ、決めてやらにゃ~」までは最高でした。

明るいサンガの未来を誰もが描いた瞬間だったのではないでしょうか。

 

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ミヤが二桁得点をとり、ウタカ選手が開始から70分、または後半途中出場で30分間をシーズン通してプレーできたときには、昇格の二文字が見えてくる気がする。

そんな開幕戦でした。

 

 

最後に、本多選手、はよ戻ってきて~。